前提を踏まえなきゃ・・・

考えてもみれば須田鷹雄さんのＨＰのように、
競馬メディアの第一線で活躍されている人でさえ、
後追いでも毎日休まず書いているんですよね。
それなのにマイナーサイトのオーナーが休むというのも何なので、
２日分の日記を書くことにしました。
是非２４日（水）からご覧下さいませ。

２４日（水）、起床は朝５時。
寝不足続きの体にこの早起きはツライ。
もっとも宿泊しているのがお寺なので、
座禅を組むという作業から、１日は始まる。
その後はラジオ体操をしてから朝食。
前の晩の酒が残っており、
朝食なんか要りません、というのが本音。
でも子供達の手前、出されたものを残すという訳にはいかない。
朝食後は予定通りのメニューを消化し、
午後３時ごろに下山して全日程終了、子供達も解散。
その後、先生方とスタッフとで軽い打ち上げ。
普段は考えもしない、教育論で盛り上がる。
今学校現場って、大変なのね、色々と。

２４日（水）の日記で「先生」についての話をしていて思い出したのですが、
以前、ＪＲＡのレーシングプログラムに全国の地方競馬を訪ねるという
コラムがあったのをご記憶でしょうか。
その中で福山競馬（広島県）が取り上げられていた時の事、
職員の方へのインタビューの中にこんな内容のコメントがあったのです。
地元にはまだ競馬に対する偏見が残っていて、
学校の先生などは周囲の目が気になって、
なかなか競馬場に足を運べないのだとか。
２３日（火）の日記で私が批判した連中なら、
「そんな偏見、絶対に許さん！！」とすぐに言うだろうね。
そのポリシーは正しいと思うよ。
でも彼らはここで怒っただけで終わっちゃうんだよな。
大切なのはこの状況の中でどうやって売上を上げるのかと考える事。
連中が「頑張ってますよ」と言っている各地方競馬の主催者の方も
その前提は踏まえた上でどうすべきかを考えている筈。
本当はその前提を踏まえた上での努力を評価すべきなのですよ。
頑張るのは誰でも当たり前なんだから。
かえって失礼ですよ、その前提も踏まえずに、
勝手にお涙頂戴系の話に持っていこうとするのは。
だから方向性がおかしい時は遠慮なく文句を言うべきなんです。
「政治的な問題が」などと言って彼らを変に擁護するような言い訳は
すべきではないし、彼らだってそれを望んでいない筈。
どうしてその事がわからないかなあ。