「俄か○○ファン」を考える

「競馬場での服装」について
石川喬司さんから追加情報のメールを頂きました。
「知識は共有されるべきだ」というお言葉に甘えて、
（簡単に甘えるなあ、俺−笑）
興味あるお話をもう一つ。
マルセイユの地中海沿いにあるボルリー競馬場では
水着姿の女性客を多く見かけるそうですよ。
これは凄い！！
夏場に千葉ロッテマリーンズが企画する
水着で行くと千葉マリンスタジアム入場無料、
というのと一緒じゃないですか。
日本でも出来そうな競馬場ないかなあ。
函館だとか、荒尾だとか、海の見える競馬場はあるんだけれどなあ。
って、函館はいくらなんでも無理があるか・・・（笑）

さてサッカーのＷ杯も
３位決定戦と決勝戦の２試合を残すのみとなりました。
決勝戦はブラジルＶＳドイツ。
番狂わせの多かったこの大会も
最後はそれなりのカードが締めくくりとなるものですね。
いい試合を期待したいものです。
このＷ杯中に気になったことがあります。
それは「俄かサッカーファン」という言葉。
普段、サッカーなど見向きもしない人たちが
Ｗ杯だというだけでサッカーを語り出したりしますからね、確かに。
常日頃からサッカーを見続けている人にとっては
不愉快だというその気持ちは良く分かります。
でもこの言葉は好きではないですね。
知らない奴はサッカーを語るな、
という横暴な態度の象徴みたいな言葉じゃないかな、と思ってます。
普段見ない人間だからこそ、見えてくるものがあったりするものです。
サッカーを知る人間の間では常識でも
世間一般の基準では非常識、という話もあるかもしれませんからね。
冷静にその物の見方に耳を貸す姿勢があるのか、どうか。
大切な事だと思いますよ。

競馬でも同じ事だと思ってます。
「俄か競馬ファン」がどう思うか、
この事を意識しながら競馬を語るというスタンスを
私は大切にしたいと思ってます。
競馬界で語られている「常識」が世間の「非常識」だとしたら、
競馬そのものに対するイメージダウンにつながりますからね。
イメージダウンで済めばいいですが、
公営ギャンブルというものは
その時の権力者の考え方一つでその存在自体が非常に危ういものになる、
ということを中津や新潟の廃止で教えられたのではないかと私は思ってます。
「俄か競馬ファン」の意見に耳を貸すことができない状況、
これは危険なことなのかもしれません。