世界を知る

フランスが、そしてアルゼンチンが予選落ち。
Ｗ杯はたいへんな事になってます。
サッカーの世界の勢力地図が大きく変わりかねない
事態だからなあ・・・。
ある意味では歴史的なことが起ころうとしているのかもしれません。
もっとも日本などはまさにその典型的な例なのですが、
海外でプレーをする選手が増えたり、
外国人に代表監督の仕事を託したり、という事例が、
これまで強豪とは言えなかった国で見られるようになっている今、
Ｗ杯に出場する国同士の力の差がなくなりつつあるのかもしれませんね。
様々な形で「世界を知る」ことがレベルアップにつながる。
これは競馬にも当てはまることなのかもしれません。
現在、武豊は海外を活動の拠点としています。
かつて米国で武者修業を積んだ後藤浩輝は
関東リーディング上位の常連騎手となりました。
今年、アローキャリーで桜花賞を制した池添謙一は
昨年、欧州遠征の経験のあるジョッキー。
競馬の世界でも「世界を知る」ことの意味は大きいですね。
逆に海外から短期免許で来日するジョッキーもいたりなんかして、
またそのジョッキーが勝ちまくったりなんかして、
日本の騎手は何をやってるんだ、という議論が起こったりなんかして、
ということでファンの競馬を見る目が
どんどん厳しくなっていったりするというのも
「世界を知る」ことの効果なのでしょうね。
私自身、１人の競馬ファンとして、
質の高いレースを常に見ていたいという思いは強いので、
「世界を知る」という作業はどんどん続けて頂きたい。
できれば外国人オーナー、外国人調教師に門戸を広げてみてもらいたい。
絶対に面白い事になると思いますよ。
結果を厳しく追い求める外国人のオーナー、
日本人スタッフに馬の仕上げに関して、厳しい注文をつける
外国人の調教師。
絶対に日本の競馬界は変わりますよ。
サッカーの結果を見ながら、ふとそんな事を考えてしまいました。