これって、職業差別じゃ・・・

うぁ〜、５時を回ってしまいましたよ。
今日も寝不足確定ですね（笑）。
どうして「異議申し立て」を作る日に限って、
「競馬ニュース」が多いんだろう。
でも今回の「異議申し立て」はいつもにも増して、
気合いを込めて書かせてもらいました。
是非とも読んでくださいませ。

さて「競馬ニュース」でお伝えした
福岡ドーム内の場外馬券売り場設置問題についてですが、
ちょっと気になることがあります。
この福岡市議の有志が荒尾競馬組合に提出した申し入れ書ですが、
こんな記述があるそうです。
「青少年の健全育成の観点からも好ましくない」
恐らくこのＨＰをご覧の方の多くは何らかの職業についておられると思います。
皆さんそれぞれ自分や家族の生活の為に仕事をされておられるわけですよね。
皆さん、その仕事に対して「青少年の健全育成にとって好ましくない」と
言われたらどんな気分になりますか。
騎手や調教師、厩務員といった人達もその収入で自分や家族の生活を
守っている訳ですよ。
別に法律に反することをしている訳ではありません。
その仕事に対して「青少年の健全育成にとって好ましくない」
というのはあまりにも失礼ではないでしょうか。
これは明らかに競馬に関係する職業についている人達に対する職業差別です。
「青少年の健全育成」をする上で、人を職業などで差別してはいけません、
などということをその「青少年」とやらに教えなくていいんですかね。
この市議たちはこの件について「青少年の健全育成」という論理を
持ち出す以上、こうした職業差別についてどう考えているのか、
問い詰めてみたくなるのは私だけでしょうか。

この「青少年の健全育成」という論理は福岡に限らず、
全国でウインズなどの設置反対運動を展開するＰＴＡなどが
盛んに使っています。
「青少年」たちに職業差別を助長するような教育を行うつもりなんでしょうか、
この人たちは。
どなたか、こうした点をＰＴＡをはじめとするアホどもに
問いただしてやってくれませんかね。
もちろん私がやってもいいですけどね。
少なくともこの福岡の市議たちの申し入れ書はかなり問題のある
差別的表現を使っていると思いますよ、
しかも競馬関係者に対して直接的に。
皆さんはどうお考えですか。