たまには野球の話題

１８日（水）付のスポーツ紙では、
怪我で休養中の中日・川崎憲次郎がオールスターのファン投票で
組織票の影響でセリーグ投手部門１位となっていると大きく報じています。
某巨大掲示板群サイトでの「川崎祭」と称した
組織票の呼びかけが原因なのだとか。
こういう話がインターネットのイメージを悪化させるんだよなあ。
ネットで知り合った自殺志願者が集団自殺だとか、
ワイドショーのコメンテーター連中にインターネット批判をさせる
材料になりそうな事件が次々と報道されていたりします。
テレビや新聞、雑誌など既存メディアの連中というのは、
インターネットというものをとにかく批判したがりますからね。
特に私のようにフリーの立場でネット上で活動している連中を
叩き潰したくて仕方がない。
自分たちだって、ネタ探しにネットを使っている癖に（笑）。
今回のオールスター戦のファン投票などは、
絶好の攻撃材料となるのだろうなあ。
確かに利用する人間のモラルが問われると思いますよ。
法律がなければ何をやってもいいんだ、では
こうしたコメンテーター連中を密かに喜ばし、
国家権力に規制する法律を作らせるチャンスを与えてしまうことになる。
これはネット上でビジネス展開をしている人や、
私のように表現活動をしている者にとっては
大きな痛手となることは間違いありません。
よく考えて行動して頂きたい。

ただ今回のオールスターファン投票に限って言えば、
プロ野球機構側もちょっと対策が甘すぎるのではないでしょうか。
こうした組織票の問題というのはネットでの受付を始める以前、
ハガキとか球場に備え付けられている投票用紙のみで
受け付けていた時代からあったこと。
現に「どうしてこんな選手が？」という選手がファン投票１位になったことが、
過去にもあった筈で、
今回の事態は想定できない話ではなかったのではないでしょうか。
対応策なんてそんな難しい話ではないと思いますよ。
「その年の前半戦、１軍の公式戦での出場機会がなかった選手は
投票の対象から除外する」
このルールひとつ作れば対応できたんじゃないのかなあ？
こうした「ネットを利用する時の対策」の不備を誰も指摘せず、
ネット批判ばかり繰り返す既存メディアには憤りを覚えるのは私だけか。
どうにかしてネット上で活動する者たちを排除したい訳ね。
こうした報道には悪意を覚えます。