(重賞回顧)2007年第7回JBCスプリント(大井)~優勝馬:フジノウェーブ~
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ナイター競馬には白い馬体がよく映える。
アグネスジェダイ(JRA)、プリサイスマシーン(JRA)、
ナイキアディライト(船橋)、
スタートから続くこの3頭による先頭争い。
直線に入っても横一線の争いを
更に外から差し切ったのは、
ナイター照明に光る白い馬体の
フジノウェーブ(大井)だった。
JBCが始まって7回目。
地方競馬関係者にとっては高くて厚いJRA勢の牙城を
ようやく打ち破った瞬間だった。
この時、フジノウェーブは単勝9番人気。
全くの伏兵だった。無理もない。
6月末の帝王賞以来の実戦だったのだから。
しかし翌年には休養明けで東京盃を制したように、
「鉄砲駆け」を得意とする個性派でもあった。
そして鞍上の御神本訓史と言えば、
羽田盃馬トップサバトンで挑んだこの年の
東京ダービーで大出遅れのミス。
最終レースのパドックでは多くのファンから罵声を浴びた。
しかしその年の秋には地方馬初のJBC制覇を
その手綱でやってのける。
大井の中でもNO.1の個性派だ。
初のJBCタイトルを獲得したのはそんな個性派コンビだったのだ。
全体を見渡した上での競走馬のレベルは
確かに中央馬の方が地方馬を上回っているかもしれない。
しかし地方競馬には中央ではなかなか見ることが出来ない
強い個性を持つ馬、そして騎手がいる。
地方馬によるJBC制覇第1号は
そんな地方競馬の魅力に溢れた人馬によってもたらされた。
レース結果(NAR公式サイトより)
アグネスジェダイ(JRA)、プリサイスマシーン(JRA)、
ナイキアディライト(船橋)、
スタートから続くこの3頭による先頭争い。
直線に入っても横一線の争いを
更に外から差し切ったのは、
ナイター照明に光る白い馬体の
フジノウェーブ(大井)だった。
JBCが始まって7回目。
地方競馬関係者にとっては高くて厚いJRA勢の牙城を
ようやく打ち破った瞬間だった。
この時、フジノウェーブは単勝9番人気。
全くの伏兵だった。無理もない。
6月末の帝王賞以来の実戦だったのだから。
しかし翌年には休養明けで東京盃を制したように、
「鉄砲駆け」を得意とする個性派でもあった。
そして鞍上の御神本訓史と言えば、
羽田盃馬トップサバトンで挑んだこの年の
東京ダービーで大出遅れのミス。
最終レースのパドックでは多くのファンから罵声を浴びた。
しかしその年の秋には地方馬初のJBC制覇を
その手綱でやってのける。
大井の中でもNO.1の個性派だ。
初のJBCタイトルを獲得したのはそんな個性派コンビだったのだ。
全体を見渡した上での競走馬のレベルは
確かに中央馬の方が地方馬を上回っているかもしれない。
しかし地方競馬には中央ではなかなか見ることが出来ない
強い個性を持つ馬、そして騎手がいる。
地方馬によるJBC制覇第1号は
そんな地方競馬の魅力に溢れた人馬によってもたらされた。
レース結果(NAR公式サイトより)
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