(独り言)さあ船橋JBC~個人的「船橋競馬」感~

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11月3日(水・祝)は船橋競馬場でJBC2競走(クラシック、スプリント)。
当日はこのJpn1・2競走の他に、
南関東伝統の2歳馬重賞・平和賞も行われる。
その他にはこんな協賛競走も予定されている。

「千葉ロッテマリーンズ盃」
そりゃ千葉だからね。
当日は日本シリーズ第4戦が千葉マリンスタジアムで行われる。
もしマリーンズが3連勝してこの日を迎えたら、
千葉県中お祭り騒ぎになってるかも。
(ドラゴンズファンの方、ゴメンナサイ)

「成田スカイアクセス開業記念 京成電鉄盃」
そうか、今年の千葉県にはそんな話題もあるのか?
羽田に負けるな!!(?)

船橋でのJBC開催。
決まった時はイマイチ想像出来なかった部分もあったが、
直前に迫ってみると
ワクワクしてくるから不思議なモノだ。
こんな協賛レース名を見ていると、
「さいか屋賞」「祝10周年!川崎フロンターレ賞」などという
レース名に「川崎らしいなあ」と思った
2006年の川崎JBCを思い出す。
「持ち回り」での開催が基本原則のJBC、
開催場の地域性はどんどん出すべきだと思う。

その川崎競馬場は
「大井でも他のどこでもない、川崎が好き」という
ファンの存在、競馬場の雰囲気を感じることがある。
一方の大井は大井で、
トゥインクルレース(ナイター競馬)をスタートして以来の
「この競馬場を愛する人達」の存在を感じる。
浦和もある意味、
「浦和だからこそ好き」という雰囲気が
競馬場に足を運ぶ人たちから感じられる。

そんな南関東の他の3場と比べると、
船橋競馬場というのはそんな雰囲気が少ない印象を受ける。
大井、川崎、浦和を愛するファンが、
「船橋も好きだよ」といった感覚なのだ。
「船橋が」ではない。
「船橋も」となってしまっているような・・・。
もちろん私の個人的な感覚なのだが。

私が競馬を始めた頃、
南関東の競馬場に行って感じていたのは
「船橋の人馬はどこに行ってもいる」ということだった。
当時、川崎や浦和、船橋で、
大井の厩舎所属の馬を見かける機会はあまり多くなかった。
騎手も見かけるのは的場文男ぐらいだっただろうか。
一方、船橋所属馬は、
大井でも、川崎でも、浦和でも、
どこでも走っている印象があった。
騎手も石崎隆之や張田京、引退した桑島孝春さんなど、
いつ行ってもその姿があったような気がする。
そしてその出張してくる船橋の馬が強いしね。
「迷ったら船橋の馬」「迷ったら石崎隆之」なんて買い方を
当時はよくやったなあ・・・。

今日の南関東の競馬場は、
4場のどこでも同じ勝負服を見ることが出来るようになった。
重賞などは競馬場を問わず、
大井所属馬がタイトルを獲得するケースも目立つ。
騎手もリーディング上位にも
大井所属騎手の名前の方が目立つようになった。
でもあの当時の「船橋の人馬はどこに行っても強い」イメージが
多くのファンにはまだどこかに残っていて、
前述の「船橋『も』好き」に結びついているのかもしれない。
「南関東好き」なみんなの「船橋競馬場」といったところなのかも。
そう考えると「船橋『も』好き」は悪い話ではない。
最近、そう考えるようになった。

そんな船橋競馬場で行われるJBC。
クラシックの方は地元・船橋のフリオーソが中心視されそうな状況だ。
帝王賞、日本テレビ盃を連勝し、
かしわ記念で敗れたエスポワールシチーは米国にいる。
「主役」と考えていいだろう。
私が競馬を始めた頃の「強い船橋」を
船橋JBCで改めて見ることが出来るのかもしれないと思うと
本当に当日が待ち遠しくなる。

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プロフィール

菅野一郎
(かんのいちろう・本名同じ)
「もっと競馬をやりたいな」で、
「第1回Gallopエッセー大賞(2005年)」において、
佳作を受賞。
現在、競馬読み物Webサイト
「WEEKEND DREAM」管理人を務める。
時には厳しく、時には温かく愛情を込めて、「競馬の未来」を語ります。

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