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(重賞回顧)2011年第47回新潟記念~優勝馬:ナリタクリスタル~

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かつては夏競馬期間中における
武豊騎手の主戦場と言えば、小倉競馬場だった。
メディア等で小倉競馬場について様々なエピソードを語る様子を見る限り、
小倉には相当な思い入れがあるのだろう。
この時期に小倉以外の競馬場で騎乗する機会が多いのは、
札幌や函館ということになるのだろうか。
同騎手はこの時期は海外遠征をしていることも多い。

その背景にどんな経緯があるのかは知らないし、あまり興味もない。
しかし結果的に騎乗機会が少なくなってしまうのが福島や新潟である。
彼がその福島や新潟で騎乗することが明らかになると、
地元では大変な盛り上がりを見せる。
そして当日の競馬場には多くの来場者が集まる。
私のサイトをご覧になられている新潟在住の方から
「武豊はどうして新潟で乗らないのか?」という不満のメールを頂いたことがある。
私に言われてもどうにもならないのだけど・・・(笑)。

昨年2011年はその武豊騎手が2週続けて新潟で騎乗している。
1週前のレパードSはボレアスに騎乗して勝利。
そしてこの週の新潟記念はナリタクリスタルに騎乗。
道中は2番手から逃げるサンライズベガをマーク。
トップハンデ57.5キロを物ともせず、
直線であっさりとサンライズベガを捕まえて先頭でゴール。
2週連続の重賞制覇を新潟で果たした。

以前は「どうして乗りに来ないのか?」という議論にもなった新潟競馬場で
2週連続の重賞制覇。
そんな議論の存在を知る者としては大変な出来事のようにも思える。
しかし当時の地元・新潟が大変な騒ぎだったという話を聞いた記憶はない。
現地にいなかったから、感じられなかっただけなのかもしれない。
でも他の騎手が2週続けて新潟で勝ったのと、
それほど雰囲気は変わっていないようにも思えたのだが・・・。

時代の流れなのだろうか。
競馬を取り巻く環境の変化なのだろうか?
それとも武豊騎手における環境の変化なのだろうか?
私自身の変化もあるのかもしれないけど・・・。
テレビの画面で見たナリタクリスタルに乗る武豊騎手の姿を
そんなことを考えながら見ていたのだった。


8月28日(日)
新潟11R
第47回農林水産省賞典新潟記念(G3)
新潟・芝2000メートル

1着5枠 5番ナリタクリスタル(57.5・武豊) 1分59秒1
2着7枠 9番サンライズベガ(56・北村宏司) クビ
3着3枠 3番セイクリッドバレー(57・丸山元気) 1 1/4
4着6枠 7番タッチミーノット(56・三浦皇成) クビ
5着7枠 8番プティプランセス(50・武士沢友治) ハナ 



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