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(重賞回顧)2004年第65回菊花賞~優勝馬:デルタブルース~

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初出走、初騎乗、初勝利、初めての重賞勝利、
そして初めてのG1勝利・・・。
今日の日本競馬界を代表するホースマン達にも、
「初めて」の瞬間は実在する。

今年もルーラーシップで
香港・クイーンエリザベス2世カップを制するなど、
国内外でG1タイトルを獲得している角居勝彦調教師(栗東)。
そんな名調教師が初めて勝利したG1レースが、
このデルタブルースで勝利した菊花賞だった。
この菊花賞以前にJRAで挙げた重賞タイトルは
ブルーイレヴンで制した2002年の東京スポーツ杯2歳Sと
2004年の関屋記念だけだった同調教師。
この勝利がその後の飛躍へのきっかけだったのかもしれない。

私は当時、
このレースを京都競馬場で関西在住の知人と見ていた。
ゴールの瞬間、「岩田やりよった!!」と思わず叫んだ彼の姿が忘れられない。
彼は園田や姫路で騎乗する岩田康誠騎手を見続けている。
当時はまだ地方競馬所属のジョッキーだった。
その岩田騎手が中央のG1タイトルを獲得。
同騎手にとっては初めてのG1勝利だった。
今ではJRA所属となり、
今年はついにダービージョッキーとなった岩田康誠騎手。
デルタブルースで勝利した菊花賞は、
現在は日本競馬界を代表する騎手である彼にとって、
大きなきっかけとなるレースだったのかもしれない。

それから8年が経過した今だからこそ、
言えることなのかもしれない。
でも目の前で今行われるレースが後々の・・・・、
などと考えながらレースを見るのはワクワクするものである。
今年の菊花賞は果たして・・・?


2004年10月24日(日)
京都11R
第65回菊花賞(G1)
京都・芝3000メートル

1着8枠18番デルタブルース(57・岩田康誠) 3分5秒7
2着3枠 5番ホオキパウェーブ(57・横山典弘) 1 1/4
3着1枠 1番オペラシチー(57・佐藤哲三) 1/2
4着7枠15番コスモバルク(57・五十嵐冬樹) ハナ
5着6枠11番ストラタジェム(57・福永祐一) 1/2 

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