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(重賞回顧)2006年JBCマイル(第6回JBCスプリント、川崎)~優勝馬:ブルーコンコルド~

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優勝馬ブルーコンコルドの口取り

ブルーコンコルド


11月5日(月)は川崎競馬場で
JBC競走(クラシック・スプリント・レディスクラシック)が行われる。

川崎でJBCが行われるのは2006年以来、2度目となる。
その2006年のJBCは例年と大きな違いが2つあった。
ひとつは2日間に渡って行なわれたということ。
もう一つは例年なら「JBCスプリント」として行われるレースが
この年だけは「JBCマイル」として行なわれたこと。

今年2012年は例年通り、1日に全てのレースを行い、
JBCスプリントも川崎・ダート1400メートル戦で行われる。
だから当時を振り返るとつい「どうして?」とツッコミを入れたい気分になる。
でもその点を改めて指摘しても仕方がないだろう。
もう6年も前の事なのだから。

しかしこの年「JBCスプリント」が「JBCマイル」として行なわれたことは
勝ったブルーコンコルドにとっては意味を持つものだったのかもしれない。
何故なら名古屋で行なわれた「JBCスプリント」の覇者だったのだから。
管理する服部利之調教師も、鞍上の幸英明騎手も、
「スプリント」でも「マイル」でも優勝することが出来た点を強調し、
喜んでいたことを記憶している。

レース後、ブルーコンコルドの様子を見ていて、あることに気がついた。
川崎競馬場の検量室前を周回しながら口取りを待つブルーコンコルドは、
誰かが自分にカメラを向けていることに気がつくと、
自ら歩みを止めてそのカメラの方に顔を向ける。
まるでカメラの前でポーズを取っているようにも思えた。
写真を撮られることに慣れていて、
勝利した自分に注目が集まっていることを理解しているような姿だった。

気のせいかもしれない。
だが検量室前などに立ち入るチャンスが滅多にない自分には、
その姿が王者が持つ独特の個性というか、貫禄のようなものに思えた。
スターらしくもあり、
微笑ましくも思えるその姿は今でもはっきりと覚えている。


2006年11月2日(木)
川崎10R
JBCマイル(第6回JBCスプリント、G1)
川崎・ダート1600メートル
 
1着4枠 6番ブルーコンコルド(JRA・57・幸英明) 1分39秒6
2着3枠 4番メイショウバトラー(JRA・55・佐藤哲) 2
3着1枠 1番リミットレスビッド(JRA・57・岩田康) 2
4着6枠10番コアレスタイム(船橋・57・的場文) 4
5着4枠 5番ジルハー(川崎・57・坂井英) 1 1/2 

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