(独り言)「次」を信じたい
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金曜日になった。
既に次のNHKマイルカップの枠順が発表されている。
天皇賞・春で単勝オッズ1.3倍の絶対的な支持を裏切る結果となったオルフェーヴルだが、
この記事を書いている時点では良くない話は伝わってこない。
それでもアップした後で良くないニュースが飛び込んで来る可能性もゼロとは言えないので、
安心する訳にはいかない。
残念ながらジャガーメイルのように、
同じレースを走った馬の中から
レース後に故障が判明してしまった馬もいるのだから。
大波乱となった天皇賞・春。
様々な人がそれぞれの立場で
オルフェーヴルの敗因を中心に様々な見解を述べている。
当日の馬場状態に関する話、
阪神大賞典後の調整過程(調教再審査を含めて)についての話、
道中のラップタイムを分析した上での位置取りの話、
そして池添謙一騎手の騎乗について・・・・。
もちろん、ディープインパクトが叩き出したコースレコードに
0秒4差という好タイムで勝ったビートブラックと、
積極的な騎乗ぶりで勝利を手にした石橋脩騎手への賞賛も忘れてはいけないのだが。
そんな中、
某SNSでこんな見解を述べた人がいて、
ある意味、納得させられた。
-(オルフェーヴルは)仮に状態が7分程度だったとしても
勝たなければならない馬ではないのか?-
状態だけではないだろう。
馬場だって、距離だって、
ある意味では騎手の技量だって、
無関係に勝つことが期待された馬だったに違いない。
この記事をご覧の方の中にも
「だからこそオルフェーヴル絡みの馬券を買ったのだ」という方もいるだろう。
馬券というモノを買う以上、
出来るだけ大きなリターンを期待するのは誰もが同じである。
だからこそ、単勝オッズ1倍台の馬であっても、
予想の段階では何とか弱点を探そうとする。
時には馬場状態や馬場傾向であったり、
距離や血統であったり、
またある時は鞍上の技量であったり・・・。
だがそんな粗探しが無意味な行為であったことにレース後に気付かされ、
あるいはそんな不安材料を一掃するような走りを見せつけられ、
「この馬、強いんだなあ・・・」と敗北を認める。
私自身、これまでそんな形でその強さを思い知らされた「名馬」は何頭もいる。
オルフェーヴルもそんな「名馬」なのだろうと思っていた。
同じことを考えていた方は他にもいらっしゃったに違いない。
だからこそ阪神大賞典のアクシデントの後も、
この天皇賞・春に予定通り出走してきたのだろうし、
「凱旋門賞挑戦」プランも掲げながらの参戦だったのだろう。
だが天皇賞・春の結果から言えるのは、
「残念ながらそんな馬ではなかった」ということか。
厳しい言い方かもしれない。
失礼な言い方かもしれない。
だが残念ながらこれまで自分が見てきた「名馬」たちと
オルフェーヴルは少々違っていた。
だからこそ「11着」という結果だったのではないのか。
ここまで読んで怒りを覚えた方もおられるだろう。
しかしオルフェーヴルはまだ4歳馬だ。
まだ「次」がある筈だ。
ここまで私が書いたことは全て間違いであると信じて、
その「次」に注目しよう。
これで終わってしまうような馬ではない筈なのだから。
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