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(独り言)競馬場・ウインズで「クールシェア」を

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先日、テレビで「クールシェア」という取り組みが行われている
自治体の様子が取り上げられていた。

原発事故以来、様々な場所で「節電」の重要性が語られている。
エアコンを使用する夏場は
その「節電」を考える上では難しい季節だ。
熱中症の危険性もある季節だけに、
「節電」が必要だからと言って、
全くエアコンを使わないという訳にはいかない。

そこで考えられたのは各家庭のエアコンは使用せずに、
エアコンの効いた公共施設に多くの人が集まって暑い昼間を過ごすことで、
地域全体での電力使用量を減らそうという取り組みがある。
この取り組みを「クールシェア」と呼ぶのだそうだ。
夏休みで子供たちが集まりやすい図書館や博物館では、
その子供たちを意識したイベントも色々企画されているという。

そのテレビ番組では広島県の取り組みが紹介されていた。
県内の博物館に多くの親子連れが集まっている様子が放映されている。
そうか、自宅のエアコンを使わずに、
公共機関で涼しく過ごすのもひとつの手だよなあ。
子供なら博物館や図書館だけど、
大人だったら競馬場もありだよなあ。
競馬主催者も「競馬場に集まって、クールシェアに参加しませんか?」
みたいな呼びかけをやればいいのに・・・、と思いながらその番組を見ていた。

そんな事を考えていたらその夜、
ある競馬主催者の公式サイトで「クールシェア」という単語を見つけてしまったのである。
福山競馬の公式サイトである。

 
福山競馬場でクールシェア(福山競馬公式サイト)


テレビで事例を見たのは広島県。
同じ広島県内にある福山競馬場というのは単なる偶然なのか?
それとも県全体での活発な取り組みの現れなのか?
いずれにしてもこの「クールシェア」の動きを競馬場への集客に繋げようという取り組みは、
馬券の売り上げという面から考えてもいいことではないだろうか。

そう言えばPAT会員になり、
自宅で馬券を買うことが出来るようになってから、
JRAのウインズなど「場外発売所」というところに行かなくなった。
特にJRAの開催が首都圏から離れてしまう夏場は、
以前なら都内のウインズや場外発売中の東京競馬場で土日を過ごすことが多かったのだが、
最近はこうした場所に行かなくなった。
静かで来場者が少なく、芝生で甲羅干しをしている人の姿も見られるなど、
牧歌的な雰囲気が漂う東京競馬場がお気に入りだった時期もあったのだが・・・。

かつてJRAが東京・中山両競馬場と首都圏のウインズを対象に、
夏競馬期間中における「スタンプラリー」を企画したことがあった。
今は経費節減でこうした企画を実施するのは難しいのかもしれない。
でも「ウインズでクールシェアに協力しましょう」といった呼びかけぐらいは出来るのでは?
社会貢献にも繋がるのだし、
この時期の場外発売に人を集めることが出来れば、
売上アップを期待することも可能だし。

「府中焼け」という言葉をご存知だろうか?
夏競馬期間中に東京競馬場の内馬場で甲羅干しをした結果、
日焼けした様子を差して出来た言葉である。
今でも内馬場の馬券売り場には上半身裸のまま、
発券機にマークカードを突っ込んで馬券を買っている「府中焼け」した男性客はいるのだろうか?
そんな競馬ライフも「節電」が叫ばれる今の時代なら、
「クールシェア」を実践している人として称賛に値するのかもしれない(笑)。
私も次の週末、久しぶりに府中に行ってみようかな?

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