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(独り言)「青ランプ」という一筋の光

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今、競馬場にいると仮定する。
いつものように馬券を買い、
その馬券を握り締めながらレースを見ている。

ゴールの瞬間、
その手にしていた馬券は外れてしまったことが明らかになる。
買った馬券は馬連・馬単ならば「1着-3着」。
3連複・3連単なら「1着-2着-4着」。
そんなハズレ方が多くないだろうか?
私だけかもしれないけど(笑)。

そんな感じで「負け」が判明してしまったゴールの瞬間、
私はつい見てしまう場所がある。
それは着順表示板。
青ランプと共に上の方に表示される「審議」(あるいは「審」)の文字を見ると
嬉しい気分になったりしないだろうか。

もしかするとこの馬券、まだ「ハズレ」が決まった訳ではないのでは・・・。
2着に入った馬はどこかで走行妨害を犯しているのでは・・・。
降着があるかもしれないぞ・・・。

審議のアナウンスに耳を傾ける。
不利を受けた可能性のある馬の名前と馬番を確認する。
大型ビジョンか近くのモニターテレビでVTRを見る。
パトロールビデオではないから正確なことはわからないが、
それでも問題の場面で不利を受けた馬の横を
買っていなかった2着馬が通り抜けたりなんかした時は、
それだけで「もしかして」という期待は大きくなる。

その期待は多くの場合、
「失格馬及び降着馬はありません」のアナウンスと共に失望に変わるのだが・・・(笑)。
でも私のように予想も馬券も当たらない人間にとって、
ゴールの瞬間に点灯される「審議」の「青ランプ」は
「希望への一筋の光」に思えてくることがある。
レースが終わっても「もしかして・・・」の期待を持つことが出来るのは
何となく嬉しい。

一部の報道によると、
JRAがまた失格・降着の基準を見直すらしい。
その報道によると、
これまでよりも着順が変更になるケースが減ってしまうのだとか。
減らす必要なんかないのに・・・。
「失格・降着」が多いことが問題なのではなくて、
的確なジャッジが行われていない可能性があることが問題なのに・・・。

レースが終わっても
「もしかすると降着があって、この馬券は当たり馬券に変わるかも・・・」
という期待を持って、
確定の赤ランプを待つことが出来るというのは、
予想下手・馬券下手な人間にとって楽しいことなのだ。
JRAはそんな楽しみまでも奪ってしまうのか・・・。

「希望への一筋の光」である「青ランプ」。
その光が微かなモノになってしまうのか・・・。
JRA様。
どうか、馬券下手・予想下手の夢を壊さないで頂きたい!!
もちろん、身勝手な希望であることは百も承知なのだけど(笑)。

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