[競馬ニュース]地方競馬全国協会(NAR)が「地方競馬強化指定馬制度」をスタート/競走能力向上に取り組むオーナーに最大200万円を支援
地方競馬全国協会(NAR)は10日(火)、「地方競馬における強い馬づくり」を推進する目的で、「地方競馬強化指定馬制度」を実施する、と発表した。
「地方競馬強化指定馬制度」とは、一定の成績を残した地方競馬所属馬を対象に、その競走能力を向上させるために坂路コース等の調教設備を有する民間の育成施設を使用する場合、こうした取り組みを支援し、地方競馬から強い馬を輩出する手助けをすることを目的としている。
本年度は2歳競走の成績により、5頭を指定馬として選定。選定方法は以下の通りとなっている。
この5頭が来年の1~6月に育成施設等を利用して競走能力の向上を図る取り組みを行った場合、そのオーナーに対して経費の一部(最大200万円)を支援するとのこと。
NARでは、来年度以降については、本年度の実施状況を踏まえて、拡充して実施する方針とのこと。