[日記]「政治」や「選挙」に興味や関心を持つと、メシを食っていけなくなる国、ニッポン

例の外出先におります。ゴールドウィング賞(名古屋)は1200円分の馬券を買って、払戻金は1350円。下手くそだなあ、オレ・・・(笑)。

さて、ウチのサイトでは、PC版は右下に、スマートフォン版では下の方に、検索窓を設置しているのですが、23日(月)に「選挙」というキーワードで何度も検索している方がいました。お探しの記事はもしかしてこちらではないでしょうか?

(参議院選挙企画)社民党より回答がありました(新・競馬ニュース)

(参議院選挙企画)緑の党より回答がありました(新・競馬ニュース)

(参議院選挙企画)日本共産党より回答がありました(新・競馬ニュース)

(参議院選挙企画)民主党より回答がありました(新・競馬ニュース)

(参議院選挙企画)政治は競馬の未来をどう考える?(新・競馬ニュース)

お探しだったのは、某アイドルグループの「選挙」に関する話ではないですよね?(笑)

リンクした記事ですが、2013年の参議院選挙の時に実施した企画です。昨年8月にサイトをリニューアルする以前の記事ですので、今のサイトで検索しても見つけることはできないかと思います。申し訳ありません。今は消滅した政党の名前があるのは、4年前の企画だった為ということでひとつ。本日、改めてリンクした時に気づいたのですが、当時はこの企画を総括した記事もアップしていたのですが、誤って削除してしまったようです。その点についてもお詫び致します。

ウチは「競馬」をメインで取り上げるサイトなのですが、「選挙」についての話を探している方もおられるようですので、こんな話でも。今回の衆議院議員総選挙とは、あまり関係のない話ではありますが。

半年ほど前だったと思います。もっと前だったかな?私のTwitterで、ある地方議会の議員さんによるツイートをリツイートしたことがあります。その議員さんのアカウントをフォローしている訳ではないのですが、他の方がリツイートしていたので、たまたまそのツイートを目撃して、思うところがあったので、私もリツイートしたのでした。

その内容はこんな感じだったと記憶しています。その議員さんが地元に在住していると思われる、ある大学生のTwitterアカウントをフォローした時のことでした。フォローしたら、その大学生からこんなことを言われたそうです。

「私は就活生です。政治家の方にフォローされると就活でマイナスと為りますので、やめてください」

その議員さんは、いわゆる「左寄り」の政党に所属する人ではなかったと記憶していますが、それでもダメなのだとか。「これでは、若者が政治に関心を持ったり、選挙に行ったりしないですよね」とその議員さんは嘆いていました。

若者が政治や選挙に関心を持たないのは、親のせいでも、学校教育のせいでもないのでしょう。変に政治に関心を持つと、あるいは政治に関心がある人間だと見られてしまうと、就職が出来なくなってしまう可能性があるのです。そうだとすると、政治というものと距離を置かざるを得ません。「若者」とは呼べない世代の人たちでも、実は同様ではないでしょうか。今回の衆議院選挙における投票率は53.68%だそうです。つまり、有権者の約半数は投票に行っていないことになります。

政治や選挙に「興味がない」のではなく、「興味を持つ」とメシを食っていけなくなるとは・・・。なんという国なのでしょうか、ニッポンって・・・。政党や候補者が「失業率を下げる」とか、「格差をなくす」とか、「非正規雇用者を正規雇用に」とか、「働き方改革」とか、そんな話ををしても、対象となる企業が従業員や就活生のTwitterなどをチェックして、睨みを利かせるのですから、何の意味もありません。政治について何か言ってるのが見つかってしまったら、色々と面倒くさい話になっちゃうのだろうなあ・・・。

先日、こんな話を書きました。

[日記]私は一人の競馬ファンとして、東浩紀さんの「積極的棄権」には賛成できません

この程度の話を書いても、「菅野さん、政治とか、選挙の話を書くのは、やめください」という反応があるのです。こんな状況下で「積極的棄権」などということをしたら、果たしてどうなってしまうのでしょうか?

サラリーマンを辞めて、フリーランスになって良かったなあ(笑)。専門分野ではなかったとしても、「政治」とか「選挙」とかについてアレコレ意見するのは、フリーランスの人間に課された義務ということになってしまうのかも・・・。私はそれでも構いませんけど、でもホントはそれじゃイカンでしょ。

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