[競馬ニュース]この馬はやはり強かった!!キタサンブラックが不良馬場の天皇賞・秋を制す

2017/10/30

先週の菊花賞同様、激しい雨の中、不良馬場で行われた29日(日)の東京11R天皇賞・秋(G1)。レースはキタサンブラック(1番人気)がスタートで後手を踏むという、意外な展開で始まり、不良馬場の為に4コーナーから最後の直線では内外大きく広がる形となったが、最後の直線で馬群の内側から抜け出してきたのは、スタートで出遅れていたキタサンブラックだった。このキタサンブラックにサトノクラウン(2番人気)が迫る。だがキタサンブラックの脚色は全く衰えておらず、サトノクラウンをクビ差で凌いで、先頭のまま、ゴール板を通過した。勝ちタイムは2分8秒3(芝2000メートル、馬場状態は不良)。3着にはレインボーライン(13番人気)が浮上し、リアルスティール(3番人気)は4着という結果に終わった。

勝ったキタサンブラックは、ブラックタイド産駒の5歳牡馬。2015年の菊花賞、昨年の天皇賞・春とジャパンカップ、そして今年の大阪杯、天皇賞・春に続いて、6つ目のG1タイトルを獲得した。2015年のスプリングS、セントライト記念、昨年の京都大賞典も制しており、獲得した重賞タイトルは9つとなる。今回は前走の宝塚記念で9着と大敗した後の一戦だったが、巻き返して、春秋の天皇賞を制覇したことになる。通算では11勝目。

同馬の半兄ショウナンバッハは、昨年のアメリカジョッキークラブカップで3着に入っている。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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