[競馬ニュース]今年は地方所属馬がタイトルを獲得!!大井のララベルがJBCレディスクラシック(大井)を制す
3日(金・祝)の大井7R・JBCレディスクラシック(Jpn1)は、逃げるプリンシアコメータ(JRA、4番人気)に、3番手でレースを進めたララベル(大井、5番人気)が最後の直線で並びかけ、この2頭による叩き合いの展開に。この叩き合いはゴール板まで続いたが、軍配はアタマ差でララベルに挙がった。勝ちタイムは1分54秒2(ダート1800メートル、馬場状態は重)。3着にはラインハート(大井、8番人気)が入り、ワンミリオンス(JRA、3番人気)は4着、アンジュデジール(JRA、2番人気)は5着、ホワイトフーガ(JRA、1番人気)は11着にそれぞれ敗れた。
勝ったララベルはゴールドアリュール産駒の5歳牝馬。2014年のローレル賞(川崎)、東京2歳優駿牝馬(大井)、2015年の桜花賞(浦和)、ロジータ記念(川崎)、昨年のしらさぎ賞(浦和)に続いて、6つ目の重賞タイトル獲得となった。JRA勢が相手となるダートグレードレースでは、今年4月のマリーンカップ(船橋)で2着、スパーキングレディーカップ(川崎)で2着にそれぞれ入っているが、タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。この競走を地方所属馬が制したのは今回が初めて。2007年にフジノウェーブがJBCスプリントを制しており、JBCとしては2頭目の地方所属馬による勝利となった。
同馬の全姉ショコラヴェリーヌは、2011年のローレル賞(川崎)で2着、東京2歳優駿牝馬(大井)で3着、2014年のしらさぎ賞(浦和)で2着、習志野きらっとスプリント(船橋)で2着にそれぞれ入っている。