［競馬ニュース］王冠賞で見せた実力を水沢で再び！！スーパーステションがダービーグランプリ（水沢）を制す
１１月とは思えない激しい雪の中で行われた、１９日（日）の水沢１１Ｒダービーグランプリ（Ｍ１）。レースは３コーナー手前で地元・岩手期待のベンテンコゾウ（２番人気）が先頭に立つが、そのベンテンコゾウにスーパーステション（北海道、１番人気）が並びかけ、４コーナー手前でスーパーステションがベンテンコゾウを交わして先頭に。さらにフリビオン（高知、３番人気）も迫ってくる。
４コーナーから最後の直線へ。スーパーステションは後続を突き放し、そのスーパーステションをフリビオンが追いかける。一方でベンテンコゾウは失速して、馬群に飲み込まれる形に。最後はスーパーステションがフリビオンを１馬身差で振り切り、先頭のまま、ゴール板を通過した。勝ちタイムは２分８秒２（ダート２０００メートル、馬場状態は稍重）。３着にはストーンリバー（北海道、６番人気）が浮上。ベンテンコゾウは５着に敗れた。
勝ったスーパーステションはカネヒキリ産駒の３歳牡馬。今年７月の王冠賞に続く、２つ目の重賞タイトルを獲得した。その王冠賞は当時の２着馬ストーンリバーに７馬身差、３着だったベンテンコゾウとは１０馬身差をつけての圧勝だったが、その実力をベンテンコゾウの地元・水沢というアウェイの地で改めて証明した形となった。通算では８勝目。