[競馬ニュース]ダイワエクシードが岩手競馬版ステイヤーズS・北上川大賞典(水沢)を制す
JRAのステイヤーズSが「年末恒例のマラソンレース」なら、岩手競馬では3日(日)の水沢10R北上川大賞典(M2)が同様のレースと言えるに違いない。こちらも水沢競馬場のコースを2周するレースだが、1周目の1コーナーでハナに立ったダイワエクシード(3番人気)が後続に最後まで前を譲らず、先頭をキープしたままで2周して、2着以下に4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分47秒4(ダート2500メートル、馬場状態は重)。2着にはコミュニティ(5番人気)が、3着にはプリンスダム(2番人気)がそれぞれ入り、ルファルシオン(1番人気)は最下位11着に敗れた。
勝ったダイワエクシードはダイワメジャー産駒の5歳牡馬。2015年の不来方賞に続いて、2つ目の重賞タイトルを獲得した。デビューはJRAで、不来方賞はJRAから移籍後初戦での勝利だった。2016年の2月に南関東・船橋へ、同年6月に道営・ホッカイドウ競馬への移籍を経験している。今年の9月からは再び岩手の所属となっていた。通算では7勝目。