[日記]17年目の初体験
この「WEEKEND DREAM」がスタートしたのは2000年1月。その当時、「サイト上で凱旋門賞の予想をする」などという日がやって来るとは全く考えていませんでした。「死ぬまでの間に一度はロンシャン競馬場に行って、生で凱旋門賞を観戦したい」という夢はありますので、その時に予想をし、馬券を買うことができればいいかな、とは思っていたのですが、「凱旋門賞の予想をする」「凱旋門賞の馬券を買う」ということが、「JRAがインターネットで馬券を売ってくれる」という意外な形で現実となってしまいました。
「競馬Webサイト管理人」となって17年目の初体験です。スプリンターズSを中山競馬場に見に行くべきか、それともこの初体験をじっくりと楽しむか、直前まで悩みましたが、「初体験」の方を選択しました。現在は自宅アパートでこの日記を書いています。
凱旋門賞に関して入手出来る情報の量と内容、そしてその情報を元に予想をし、馬券を買うという行為を通して、競馬初心者時代を思い出しています。日本の競馬と比べると情報量は物足りませんが、競馬を始めた頃はこの程度の情報量で馬券を買っていたのです。初めて地方競馬の馬券を買った時もこんな感覚だったかな?
もちろん「勝負」ですから、馬券が当たって欲しいという気持ちはありますが、一方で「凱旋門賞というレースに馬券で参加できた」ということに対する喜びも大きいです。今までは映像を見て「日本馬を応援する」ことしかできなかったのですし・・・。
恐らくこの後もオーストラリアだったり、アメリカだったり、香港だったり、そして来年になればきっとドバイの競馬でも同じような気持ちを味わうことになるのでしょう(まだ発表はありませんが)。そんな新時代の競馬について、このサイトでも試行錯誤をしながら、様々な形でお伝えしていこうと思っています。