[競馬ニュース]JRA勢の壁は厚く・・・、メイショウスミトモが名古屋グランプリを制す/地元・愛知のカツゲキキトキトは3着
2度目の3コーナーで逃げるクリノスターオー(JRA、3番人気)を交わして先頭に躍り出たカツゲキキトキト(愛知、1番人気)の姿に、名古屋のファンは興奮を抑えられなかったに違いない。14日(木)の名古屋11R名古屋グランプリ(Jpn2)で、名古屋競馬場が熱く盛り上がった瞬間だった。
しかし、そのカツゲキキトキトの外にトップディーヴォ(JRA、4番人気)が並びかけ、さらにメイショウスミトモ(JRA、5番人気)が直後に迫る。3頭が4コーナーから最後の直線に入ったところで並ぶ形となり、最後はメイショウスミトモ、トップディーヴォ、カツゲキキトキトの順でゴール板を通過。場内はため息に包まれた。勝ちタイムは2分43秒5(ダート2500メートル、馬場状態は良)。クリノスターオーは4着、オールブラッシュ(JRA、5番人気)は5着だった。
勝ったメイショウスミトモは、ゴールドアリュール産駒の6歳牡馬。2走前のシリウスSに続く2つ目の重賞タイトルを獲得した。通算では8勝目。地方競馬で行われるダートグレードレースに出走したのは、今回が初めてとなる。
同馬の半兄ロングプライドは、2007年のユニコーンSを制している。