[競馬ニュース]スウェプトオーヴァーボード産駒初のG1勝利!!レッドファルクスがスプリンターズSを制す/ビッグアーサーは前が壁になり、12着に

2日(日)の中山11RスプリンターズS(G1)で、単勝オッズ1.8倍の1番人気に支持されたビッグアーサーは4コーナーから最後の直線に入ったところで前が壁となり、抜け出す所がなくなった上に、他の馬と接触して躓くという事態に。前走のセントウルSと同じ最内枠を引いたことで話題となったが、今回はその最内枠が仇となってしまった。

レースは逃げ粘るミッキーアイル(2番人気)に外からレッドファルクス(3番人気)が迫り、2頭が並んでゴール板を通過。写真判定となったが、レッドファルクスの手綱を取ったミルコ・デムーロ騎手は勝利を確信してゴール後に早くもガッツポーズ。結果もアタマ差でレッドファルクスに軍配が挙がった。3着にはミッキーアイルと同様に前で流れに乗る競馬をしていたソルヴェイグ(9番人気)が粘り込む。前半3ハロン33秒4はG1に出走する馬たちにとっては楽な流れだった。一方でビッグアーサーは12着に敗れ、人気を大きく裏切る結果となった。

勝ったレッドファルクスはスウェプトオーヴァーボード産駒の5歳牡馬。スウェプトオーヴァーボード産駒が日本のG1競走を勝利したのは、これが初めてとなる。レッドファルクス自身はこれが通算8勝目だが、短距離戦であれば、芝コース、ダートコースのいずれもこなせるタイプで、この勝利で芝コースで4勝、ダートコースで4勝となる。3連勝でG1初制覇となったが、その3連勝の内容も東京・ダート1400メートルの欅S、中京・芝1200メートルのCBC賞、そして中山・芝1200メートルのスプリンターズSと、芝・ダートの両方で勝ち星を挙げている。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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