[競馬ニュース]皐月賞馬イスラボニータがラストランの阪神カップを制す
23日(土・祝)の阪神11R阪神カップ(G2)は、残り100メートル付近でダンスディレクター(7番人気)とイスラボニータ(2番人気)の2頭が馬群から抜け出して叩き合う展開に。2頭の叩き合いはゴール板まで続き、決着は写真判定に持ち込まれた。その写真判定の結果、軍配はハナ差でイスラボニータに上がった。勝ちタイム1分19秒5は阪神・芝1400メートルのコースレコードを更新するものとなった。3着にはサングレーザー(3番人気)が入り、モズアスコット(1番人気)は4着だった。
勝ったイスラボニータはフジキセキ産駒の6歳牡馬。2013年の東京スポーツ杯2歳S、2014年の共同通信杯、皐月賞、セントライト記念、今年のマイラーズカップに続いて、6つ目の重賞タイトル獲得となった。2014年の日本ダービーで2着、天皇賞・秋で3着、2015年の天皇賞・秋で3着、マイルチャンピオンシップで3着、昨年のマイルチャンピオンシップで2着にそれぞれ入っている。複数の報道によると、このレースがラストランで、来年からは種牡馬入りの予定とのこと。