[競馬ニュース]今年最後のダービー、ばんえいダービー(帯広)はニシキダイジン産駒のメジロゴーリキが制す
今年、日本で最後に行われるダービー、それは帯広競馬場で行われる、24日(日)の帯広10Rばんえいダービー(BG1)である。JRAの平地で有馬記念が行われる日のダービーとして、全国のばんえいファンの間ではお馴染みの存在である。
今年のばんえいダービーは、第2障害を先頭でクリアしたメジロゴーリキ(2番人気)がそのまま押し切り、先頭でゴールラインを通過した。勝ちタイムは2分7秒7(馬場水分1.3%)。2着にマツカゼウンカイ(9番人気)、3着にジェイワン(4番人気)がそれぞれ入り、ミノルシャープ(3番人気)は6着、ナカゼンガキタ(1番人気)は7着にそれぞれ敗れた。
勝ったメジロゴーリキはニシキダイジン産駒の3歳牡馬。昨年のナナカマド賞で3着、今年のばんえい大賞典で2着という戦績が残っているが、タイトルを獲得したのは今回が始めてとなる。重賞初制覇がダービーとなった。
父ニシキダイジンは2004年に岩見沢競馬場で行われた、ばんえいダービーでは5着だった。後に2010年と2012年のばんえい記念を制し、ばんえい競馬の頂点に2度輝いている。