[日記]キタサンブラックは「唯一の馬」なのです
2017/12/26
例の外出先におります。中山大障害と有馬記念を生観戦していた週末から、日常に戻ってきてしまいました・・・(笑)。
せっかくですから、有馬記念を制したキタサンブラックの写真を何枚か、アップしておきましょう。
私の馬券ですが、
2~5着馬をしっかりと押さえているのに、単勝オッズ1.9倍の1番人気馬だけがないという・・・(泣)。でも、こんな馬券を買ってしまった男だからこそ、書ける話を少々。
キタサンブラックが天皇賞・秋を勝った直後、私は日記でこんな話を書いていました。
私がキタサンブラックを買わなかったのは、この時に書いた話が大きな理由でした。気が付いている方はどのくらい、いらっしゃるでしょうか?有馬記念が発走となる前の時点で、この天皇賞・秋に出走した馬の中で、その後のレースで勝ち星を挙げた馬は1頭もいません。それだけ、この天皇賞・秋が行われた府中の不良馬場は、後々まで出走馬に影響を与えるものだったのです。キタサンブラックもジャパンカップでは3着でした。3着という結果に、地力の高さを認めつつ、「さすがにもう上積みはないだろう」と思っていました。
でも、キタサンブラックは有馬記念を勝利しました。今年の天皇賞・秋に出走した馬たちの中で、その後に勝ち星を挙げたのは現時点で、この馬だけです。「あの不良馬場を走ったダメージが残らなかった、唯一の馬」と言ってもいいかもしれません。タフな馬です。驚きました。名馬と呼ばれる馬は、こうしたマイナス材料をあっさりと乗り越えてしまうものなのでしょうね。脱帽です。
最終レース後に中山競馬場で行われた、引退セレモニーの写真です。
引退セレモニーに、北島三郎オーナー、武豊騎手と共に、北村宏司騎手も参加していました。嬉しかったですね。2015年の菊花賞を制した時は、北村宏司騎手が手綱を取っていたのですから、当然と言えば、当然なのですが。でも出来れば、もう一度、北村宏司騎手とキタサンブラックのコンビを見たかったなあ・・・。
でも、この馬を語る上で、絶対に忘れてはならないレースがあります。2015年1月31日(土)の東京5R。そうです、このレースはキタサンブラックのデビュー戦でした。この新馬戦を制した時の鞍上は、あの後藤浩輝騎手でした。キタサンブラックが有馬記念を制した瞬間、後藤浩輝騎手も天国で「まつり」を歌っていたかもしれませんね。