[日記]気の毒ではありますが・・・
3日(月)は例の外出先へ行く用事はありませんでした。朝、「競馬ニュース」を更新した後は昼間で布団の中でノンビリと過ごしました。スプリンターズSと凱旋門賞で「お腹がいっぱい」になった翌日ですからね。まずは疲れを取らないと。昼過ぎに近所のファーストフード店で食事を取り、請け負っている競馬関連の原稿を作成して納品。その後は家に戻って、洗濯などの雑用をこなし、夜は友人の役者さんが出演している舞台を観に外出。そんな1日でした。
合間に様々なニュースをインターネットで見ておりました。凱旋門賞の日本国内における売上が41億円を超えたという話、スプリンターズSで1番人気を大きく裏切る結果となったビッグアーサーと福永祐一騎手の話、丸山元気騎手の騎乗停止処分の話、そして日吉正和調教師が勇退する話、など・・・。この中から丸山元気騎手に関して少しだけ。
既に複数のスポーツ紙が報じている通り、調整ルーム内でメールを送った相手は厩務員で、内容も担当馬の勝利を祝福するメールだったのだそうです。これで30日間の騎乗停止となるのは、気の毒なようにも思えます。でもこういうケースさえもJRAが認めない姿勢を貫いていることが、我々がJRAの競馬を「公正なもの」として、安心して馬券を購入することができる理由となっているのです。そんなJRAが発売するのですから、凱旋門賞は41億円も売れたのではないでしょうか。騎手が調整ルーム内で外部の素性がわからない人物とやり取りをしていたばんえい競馬の馬券を発売しているオッズパークや楽天競馬が、凱旋門賞の馬券を売っても同様の売上規模にはならないでしょう、恐らく。
クリストフ・ルメール騎手が同様の行為により処分された時、海外のメディアから日本の調整ルームというシステムについて批判的な報道があった、という話を耳にしましたが、ファンがJRAという競馬主催者を信頼する上ではやむを得ないルールである、と私は考えます。もちろん、異論・反論はあると思いますが。