［競馬ニュース］エンパイアペガサスが桐花賞を制して重賞９勝目
３１日（日）の水沢９Ｒ桐花賞（Ｍ１）は、逃げるダイワエクシード（３番人気）にベンテンコゾウ（１番人気）が並びかけ、２頭は併走のまま、４コーナーから最後の直線へ。最後の直線でベンテンコゾウがダイワエクシードを振り切って先頭に立つも、ゴール手前で外からエンパイアペガサス（２番人気）が鋭く伸びて、ベンテンコゾウを交わし、最後は１馬身１／２差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは２分８秒４（ダート２０００メートル、馬場状態は不良）。ベンテンコゾウは２着で、ダイワエクシードも３着に粘り込んだ。
勝ったエンパイアペガサスは、エンパイアメーカー産駒の４歳牡馬。２０１６年の岩手日報杯スプリングカップ、やまびこ賞、岩手ダービーダイヤモンドカップ、イーハトーブマイル、不来方賞、今年の報知グランプリカップ（船橋）、あすなろ賞、一條記念みちのく大賞典に続いて、９つ目の重賞タイトル獲得となった。今年２月の報知グランプリカップは岩手競馬のオフシーズンに、南関東・浦和に移籍して挙げたもので、平山真希調教師（浦和）はこの勝利で初の重賞タイトルを獲得している。