[日記]的場文男騎手(大井)は大晦日から騎乗停止とするべきです
本日は自宅アパートからの日記です。年末、大井競馬でこんな不祥事が発生しました。本日はこの話題でも。
[競馬ニュース]的場文男騎手(大井)が騎乗停止に/調整ルームに関する開催執務委員長の指示事項に違反
こういうニュースを見ると、つい御神本訓史騎手(大井)を思い出してしまうのは私だけでしょうか。「赤・胴白星散し」も、「胴赤・袖青・胴袖白星散し」も、やることは変わらないなあ。「星散し」の勝負服の人って、みんなそうなのか?(←そんな訳はありません-笑)。
もっとも、御神本訓史騎手だと「バカヤロー、引退しろ!!」になるのですが、的場文男騎手だと何故か「(笑)」だけで済ましてしまいたくなるのが不思議です。「悔しかったら、7000勝してみろ!!」ということなのかもしれませんが(笑)。
冗談はこれくらいにして、ここからは真面目な話でも。今回の的場文男騎手との比較で、御神本訓史騎手の名前を出したのは、別の目的があります。私が2014年の羽田盃(大井)の時に作成した現地レポートをご覧ください。
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この時、御神本訓史騎手がある不祥事を起こしていて、私は当時、こんな指摘をしました。
-前日、(4月)22日(火)に南関東の競馬ファンをガッカリさせるニュースが報じられました。御神本訓史騎手(大井)が(4月)21日(月)の調教時間中に、無断で施設の外にでるというルール違反を犯し、騎乗停止処分を受けたとのこと。
しかし、騎乗停止期間は(4月)24日(木)からの為、(4月)23日(水)、同騎手は予定通り騎乗していました。この点に疑問を持った人は少なくないと思います。「施設の外に出てはいけない人」が無断で外出したのです。外で会った相手によっては、「競馬の公正保持」に重大な影響を与えかねない行為です。南関東の規程などを基に騎乗停止期間を「(4月)24日(木)から」と設定したのかもしれませんが、「公正保持」に関わる話なのですから、発覚した時点ですぐに騎乗停止とすべきではないでしょうか。杓子定規な規程よりも優先されるべき対応がある筈です。
一部の報道では「コンビニに行っていた」とのこと。主催者側もこの点を把握しており、「公正保持」に影響することはない、と判断して「騎乗停止期間は(4月)24日(木)から」と決めたのかもしれません。ならば、その点について詳細な説明が行われるべきだと思います。
今回の事件で最も批判されるべきは御神本訓史騎手であることは言うまでもありませんが、私は大井競馬の「公正保持」に対する認識や「ファンへの告知のあり方」も
批判されるべきではないかと思っています。-
当時、御神本訓史騎手は「無断外出」が発覚した後、すぐに騎乗停止となったのではなく、発覚した2日後からの騎乗停止処分でした。今回の的場文男騎手も31日(日)からではなく、1月4日(木)、5日(金)の2日間が騎乗停止処分の期間となっています。3日(水)の川崎11R報知オールスターカップでのキスミープリンス(浦和)への騎乗は予定通りとなっています。
御神本訓史騎手の時にも指摘しましたが、的場文男騎手は外出している間、「誰と会っていたのか?」について、特別区競馬組合はあらゆる可能性を想定すべきではないでしょうか。本当にあらゆる可能性を想定できているのであれば、騎乗停止処分は1月4日(木)からとすべきではありません。12月31日(日)からであるべきです。1日(月・祝)、2日(火)、3日(水)は騎乗可能というのであれば、「公正保持」の観点で問題ない、と判断した理由を公表すべきでしょう。それが競馬主催者が取るべき立場というものではないでしょうか。何日も経過してから騎乗停止などというのは、調整ルームの役割を無視しているとしか言いようがありません。
こんなことを書くと、「的場文男騎手がそんなことをする筈がない」という反論があるかもしれません。一人の競馬好きファンとしては、私もそう思います。でも「そんなことをする筈がない」などという感情論を基に、競馬主催者が物事を判断すべきではありません。それでは、競馬主催者失格です。
Twitterで「即日騎乗停止でないなんて、南関東は大甘だな」という意見を見かけました。私もそのご意見に全く賛成です。7000勝ジョッキーであろうと、まだ100勝できていないジョッキーであろうと、公正保持というものを意識した競馬運営が行われるべきである、という点を、今年もしっかりと訴えていきたいと思います。