[競馬ニュース]サイレントエクセルの仔チャイヤプーンが金杯(水沢)を制して重賞連勝
2日(火)の水沢9R金杯(M2)は3コーナーでスターギア(2番人気)がスパートして先頭に立ち、そのスターギアをチャイヤプーン(1番人気)が追いかける展開に。2頭は4コーナーから最後の直線で馬体を並べて叩き合う形となったが、最後はチャイヤプーンがスターギアを競り落とし、1馬身1/4差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分42秒7(ダート1600メートル、馬場状態は不良)。スターギアは2着で、3着にはリュウノムーン(5番人気)が入った。スターキヨミツ(3番人気)は向正面で競走中止となった。
勝ったチャイヤプーンはフェデラリスト産駒の3歳牡馬。前走の寒菊賞に続いて重賞連勝となった。通算では4勝目。10月に道営・ホッカイドウ競馬から岩手競馬に移籍して以降、知床賞(3着)、寒菊勝(1着)、そして今回と3戦連続で村上忍騎手(岩手)が手綱を取っている。
同馬の母サイレントエクセルは2006年と2007年のビューチフル・ドリーマーカップを連覇するなど、重賞6勝を挙げている。JRA所属馬も出走する交流G1だった2006年のダービーグランプリでは3着に入っている。