[競馬ニュース]佐賀で期間限定騎乗中の岡村健司騎手(船橋)が大仕事!!マイネルクロップの半妹ローザブルーが花吹雪賞(佐賀)を制す
佐賀競馬場で「水・胴赤一本輪」の勝負服もお馴染みになった、と言っていいだろう。この登録服色を使用している岡村健司騎手(船橋)は、佐賀競馬で2度目の期間限定騎乗中である。2016年の耶馬溪賞(ダンシング)、昨年の師走賞(キタサンシリーズ)と、佐賀では重賞2勝を挙げている岡村健司騎手が、14日(日)の佐賀12R、S1の花吹雪賞で大仕事をやってのけた。
ローザブルー(7番人気)とのコンビで先頭に躍り出たのは、向正面半ばのこと。このローザブルーに山口勲騎手(佐賀)騎乗のマイメン(1番人気)が並びかける。2頭は並んで4コーナーから最後の直線に。山口勲騎手は、ここでローザブルーを交わして先頭に立つつもりだったに違いない。しかし、逆に岡村健司騎手とローザブルーが山口勲騎手とマイメンを突き放してしまったのである。マイメンの代わりにハーキマーダイヤ(3番人気)が外から鋭く伸びて並びかけたがハナ差及ばず、ローザブルーが花吹雪賞のタイトルを獲得した。勝ちタイムは2分2秒4(ダート1800メートル、馬場状態は重)。3着にはエリザベスセーラ(4番人気)が入り、マイメンは4着という結果に・・・。ヨシノファルコン(2番人気)は見せ場なく6着に敗れた。
勝ったローザブルーはサウスヴィグラス産駒の3歳牝馬。昨年4月に道営・ホッカイドウ競馬でデビュー。道営では未勝利だった。11月の門別でのレースを最後に佐賀に移籍。移籍後の2戦目だった、今月5日(金)に初勝利を挙げ、連勝の形で初の重賞タイトルを獲得した。佐賀に移籍後の3戦は、いずれも岡村健司騎手が手綱を取っている。
同馬の半兄マイネルクロップは、2015年の佐賀記念とマーチSを制している。