[日記]「リスペクト」が「強要」になってはいけないのでは?

競馬というジャンルは、中央、地方、海外、それぞれに様々な美談がメディアを通して語られます。地方競馬に関して言えば、少し前まで経営難から廃止の危機に陥った競馬場、廃止になってしまった競馬場もありますから、私自身も数多くの美談に接してきましたし、私自身もこのサイトでお伝えしてきました。

でも、美談になっている話の中には、無理をしているもの、痩せ我慢をしているもの、も中にはあったりします。ウチのサイトをご覧の厩舎関係者の方から「この話、菅野さんのサイトで書かないでくださいね。でもあの話・・・」というメールを頂いたこともあります。

地方競馬に関する美談は、JRAと比較すると語りやすいのですが、「中央」「地方」「海外」というカテゴリー分けをせずに、「競馬」という視点で見た時に、「その話、本当に美談にしていいのだろうか?ブラック企業みたいな話では・・・」というケースもあります。美談に飛びつきたくなるメディア関係者やファンの気持ちも理解できますが、一歩引いて、物事を考えないといけないケースもあるのではないかと、最近は思っています。リスペクトすればいい、というモノでもないと思うのですよ。その「リスペクト」を「強要」と受け止める人もいるかもしれませんし。

もちろん、私自身の反省も踏まえた上での話ですけどね。

以上、前日付で紹介した山崎誠士騎手(川崎)のツイートに対する個人的見解ということで。船橋の通年ナイター開催については、直接的には書きませんが、私の考えを何となく理解して頂けると幸いです。

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