[競馬ニュース]バトルプラン産駒のブレスジャーニーがサウジアラビアロイヤルカップを制す
8日(土)の東京11Rサウジアラビアロイヤルカップ(G3)は最後の直線で6~7頭が横に広がり、決め手比べを繰り広げる展開に。この決め手比べは残り200メートルのハロン棒を過ぎたところで、外から伸びてきた形となったブレスジャーニー(3番人気)とダンビュライト(2番人気)の2頭に絞られた。そして、この2頭の叩き合いに競り勝ったブレスジャーニーがダンビュライトに1馬身1/2差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分34秒5(芝1600メートル、馬場状態は稍重)。ブレスジャーニーの上がり3ハロンは33秒8(推定)だった。3着には好位でレースを進めていたクライムメジャー(1番人気)が入った。
勝ったブレスジャーニーはバトルプラン産駒の2歳牡馬。バトルプラン産駒がJRAの重賞を制したのは、これが初めてとなる。地方競馬では、ペイシャクイーン(高知、昨年の黒潮菊花賞)、ラッキーバトル(現大井、昨年のブロッサムカップ-門別)、ダズンフラワー(岩手、今年のジュニアグランプリ)といったバトルプラン産駒の重賞ウイナーが存在する。
ブレスジャーニー自身は6月にデビューし、2戦目の未勝利戦で初勝利。今回はその未勝利戦以来となる実戦で、通算2勝目が初の重賞タイトル獲得となった。