[競馬ニュース]佐賀で期間限定騎乗中の岡村健司騎手(船橋)が重賞初勝利!!ダンシングが耶馬渓賞(佐賀)を制す
雨でダートコースに水が浮いている状態の中で行われた佐賀11R耶馬渓賞(S2)。レースはスタート直後は後方で脚を貯めていたダンシング(4番人気)が向正面の半ばでスパートし、一気に3コーナーを過ぎたところで先頭に躍り出る。雨中の奇襲作戦を仕掛けたダンシングは先頭のまま、4コーナーから最後の直線へ。最後の直線に入っても脚色が衰えないダンシングは、そのまま後続に2馬身差をつけて先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは1分28秒0(ダート1400メートル、馬場状態は不良)。2着にはテイエムシシオー(1番人気)、3着にはカシノエルフ(5番人気)がそれぞれ入り、ケンシスピリット(2番人気)は5着、フュテール(3番人気)は11着にそれぞれ敗れた。
勝ったダンシングはアッミラーレ産駒の4歳牝馬。2014年にJRAでデビュー。JRAでは1勝を挙げている。今年3月の小倉での特別戦を最後に佐賀に移籍。佐賀での3勝目が初の重賞タイトル獲得となった。6月の開聞岳賞で3着、7月の文月賞で2着にそれぞれ入っている。
なお、同馬の手綱を取った岡村健司騎手は今年4月に船橋競馬でデビューした新人騎手。先月10日(土)から佐賀競馬で期間限定騎乗中だった。これが重賞初勝利となる。ダンシングとは2走前からコンビを組んでいた。