[日記]変に歴史を持つ公立校あるある

例の外出先におります。日記の更新が遅くなりまして、申し訳ありません。本日は、競馬とは無関係なネタを1件。最近、メディアで騒動となっているこのネタについて少々。

アルマーニ"制服" 校長は「方針変えない」(BLOGOS)

これって「変に歴史を持つ公立校あるある」なのだと、ニュースを見て思いました。小学校と高等学校の違いはありますが、この泰明小学校というところは、ウチの仙台二高と背景は似ているような気がします。

恐らく、アルマーニの値段を見ても「普段着と変わらないじゃん」とか言っちゃう家庭もあるのですよ、この小学校は。銀座だから、という意味もありますが、卒業生に政財界で活躍するお金持ちもいたりするのでしょうし。

あるんですよ、公立でもそんな学校が。「私立に行けばいいのに」と言いたくなるような「お金持ち」の家柄の子が、「親も卒業生だったし、歴史もあるから」みたいな理由で、公立の学校を選んでしまうのです。同級生にいたなあ、地元有名企業経営者の息子が。ウチの仙台二高の場合は、その先の大学受験を考えた際に「田舎だから、私立に同等以上の進学校がない」(当時は)という理由もあったりしますが。

そうなると、「お金持ちの家のお坊ちゃま」と、私のような「貧乏な家のクソガキ」が同じ教室で学ぶ同級生、という異常事態になってしまうのです。書いていて、思い出したくない話を思い出してしまうなあ。「落ちこぼれた、貧乏な家の、どうしようもないクソガキ」みたいな目線で見られ続けていたのです。当時、仙台二高には制服がありませんでした。私服だと、何を着ているかで、お金持ちか、貧乏か、分かってしまいますからね。成績が良ければ、まだ救いの手もありましたけど、落ちこぼれてしまった私には、あの3年間は苦痛でしか、ありませんでした。

それでも、高校生でしたから、ウチの両親が言う「よそはよそ、ウチはウチ」の意味は理解できましたので、まだ我慢はできましたが、小学生にはキツいだろうなあ・・・。私立だったら、それなりの経済力がある家の子が集まりますから、恐らくそんな話にはならないのだろうと思いますけどね。

以上、この「アルマーニ制服」のニュースに、「公立の学校なのに、どうして?」という反応があるようですので、私が経験した「変に歴史を持つ公立校あるある」な話を書いてみました。

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