［競馬ニュース］２着続きに終止符！！ベルセルクが飛燕賞（佐賀）を制す
１８日（日）の佐賀１２Ｒ飛燕賞（Ｓ１）で単勝オッズ１．３倍という、断然の１番人気に支持されたリンノゲレイロ。前走の筑紫野賞で２着以下に１秒９差をつけて圧勝しているだけに、当然の評価ではあった。
だがこの日のリンノゲレイロは、明らかに引っ掛かりながら走っていた状態。鞍上の岡村健司騎手（船橋、現在は佐賀で期間限定騎乗中）も抑えることができず、２コーナー付近で早くもハナに立つ形に。こうなると後続馬にチャンスが回ってくる。このリンノゲレイロとの差を３コーナー付近から徐々に詰めたベルセルク（２番人気）が、４コーナーから最後の直線に入ったところでリンノゲレイロに並びかけ、２頭は叩き合いの展開となる。そして最後はベルセルクがリンノゲレイロにクビ差で先着する形でゴール板を通過した。勝ちタイムは１分５９秒１（ダート１８００メートル、馬場状態は稍重）。３着にはエリザベスセーラ（８番人気）が入り、ライトストーリー（３番人気）は７着に敗れた。
勝ったベルセルクはマンハッタンカフェ産駒の３歳牡馬。昨年６月に道営・ホッカイドウ競馬でデビュー。道営では５戦して未勝利だった。１０月からは佐賀の所属となり、佐賀での４勝目が初の重賞タイトル獲得となった。近２走は筑紫野賞で２着、背振山賞で２着と、Ｓ２の重賞で２着が続いていた。
同馬の半兄フローライゼは２００９年の新潟２歳Ｓで２着に入っている。
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