[日記](追記あり)桜花賞(浦和)、そして浦和JBCへ向けて

21日(水・祝)の浦和11R桜花賞(S1)は、ヘニーヒューズ産駒のプロミストリープが優勝しました。

浦和の馬場が合わない可能性を考えた上で、馬券検討をしておりました。不良馬場だし、もしかして・・・、と思ったのですが、全くの見当違いでしたね。スミマセン。

同馬の手綱を取った御神本訓史騎手(大井)が、登録服色の「胴赤・袖青・胴袖白星散し」ではなく、

「水色・赤玉霰・袖赤一本輪」という、シルクレーシングの勝負服だったことが、全てを象徴しているように思えます。JRAで2戦2勝ですから、JRAで成績が頭打ちになり、南関東に移籍してきた、という馬ではありません。この時期、JRAの3歳ダート戦線が整備されておらず、南関東の重賞を狙ってきた、ということなのでしょう。

こういう馬が南関東に来ること自体は喜ぶべきことのようにも思えます。でも一方で、前年の道営における2歳戦線からの流れとは無関係な馬に、いきなりタイトルを持っていかれることに対する不満も、南関東のファンや関係者の間にはあることでしょう。こういう馬がJRAではなく、道営や南関東でデビューしてくれるようになれば・・・。あるいはバルダッサーレが2016年の東京ダービーを制した直後に、あるメディアで的場文男騎手(大井)が語った「JRAから移籍してきたばかりの馬に負けない馬作り」ができるようになれば・・・。他地区の地方競馬では酷かもしれませんが、南関東の賞金水準なら何とかなりそうな気はするのですが・・・。

ところで浦和競馬場と言えば、この話が気になる人も多いでしょう。

浦和競馬場は来年2019年、JBCが開催されることになりました。楽しみにしている人も多いでしょうが、一方で「あの狭い浦和で本当にJBCなんかやるの?」と心配する人もいることでしょう。

その浦和競馬場では既に、来年のJBCに向けた取り組みが始まっています。浦和でのJBC開催が決まった直後、Twitterで日刊競馬さんのツイートを受けて、こんな話を書いたのですが、

 

(追記)日刊競馬さんのツイートは以下の通りです。


これまで浦和競馬では、ゴール板前のスペースを重賞競走での表彰式にする為に、日刊競馬さんがいう「追い込み漁」で一時的にファンを追い出していたのですが、このやり方はもう既に止めているようですね。今回の桜花賞で表彰式が行われた場所は、

旧1号スタンド(現在は業務用の建物となっています)の裏にある広場でした。今後はもう「追い込み漁」は行わないのでしょうね。2号スタンドが完成すると、ファンエリアも今より広がるのでしょうし。

もっとも、解決が難しい課題も残っているようです。最終レース後、歩いて南浦和駅前に戻ったのですが、競馬場入り口にあるバス乗り場のところで、警備員のおじさん達がこんな会話をしていました。

「(南浦和駅までの)無料バスに乗らないで、歩いて戻る人が多いなあ・・・」

競馬場の近隣住民対策を考えると、JBC当日は、多くの人が南浦和駅まで歩いてゾロゾロと・・・、というのは避けたいところなのでしょう。バスで戻って欲しい、というのが主催者側の思惑なのかもしれません。でもそれほど長い距離じゃないし、バスは乗るまで時間がかかるし、混雑するし・・・。果たして、どのような対策が取られるのでしょうか。まだ時間はありますので、動向を見守ることにしましょうか。

本当は浦和にJpn1競走がひとつあるといいのだけれど・・・。

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