[競馬ニュース]ナカヤマフェスタ産駒が初めての重賞勝利!!ガンコが日経賞を制す

ガンコ(3番人気)が逃げ、ロードヴァンドール(4番人気)が直後でマークする形となった、24日(土)の中山11R日経賞(G2)。レースが2コーナー付近に差し掛かった時、場内が騒然となる事態が発生。昨年の菊花賞馬キセキ(1番人気)がガンコから早くもハナを奪ってしまったのだ。スローペースを嫌ったのか?それとも引っ掛かって、押さえることができなかったのか?

しかし、ガンコと藤岡佑介騎手のコンビは慌てなかった。3~4コーナーの中間地点で内側からキセキに並びかけたガンコは、4コーナーから最後の直線に入ったところで再び先頭を奪い返すと、そのまま粘り込みを図る形に。最後は馬群から浮上してきたチェスナットコート(7番人気)の追撃を3/4馬身差で振り切り、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは2分33秒9(芝2500メートル、馬場状態は良)。3着にはサクラアンプルール(6番人気)が入った。トーセンバジルは見せ場に欠ける競馬で、5着に浮上するのが精一杯。キセキは最後の直線で失速し、9着に敗れた。

勝ったガンコはナカヤマフェスタ産駒の5歳牡馬。現役時代は2010年の宝塚記念などを制しているナカヤマフェスタだが、産駒が重賞を制したのは、中央・地方を通してこれが初めてとなる。ガンコ自身は今年1月の日経新春杯(3着)に続く2度目の重賞挑戦で、初のタイトルを獲得した。通算では6勝目。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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