[競馬ニュース]デニムアンドルビーの半妹ラーゴブルーがしらさぎ賞(浦和)を制す/Jpn1馬コーリンベリーは4着
2015年のJBCスプリントを制したJpn1馬コーリンベリー(大井、1番人気)が、南関東に移籍して初戦ということで注目が集まった、25日(水)の浦和11Rしらさぎ賞(S3)。レースはそのコーリンベリーが単勝オッズ2.0倍という評価に応えるべく、ハナに立ってレースを引っ張る展開となった。
しかし、コーリンベリーは別定58キロ。牝馬としては酷量と呼ぶべき負担重量でもあった。4コーナーから最後の直線に入るところで、外からファイトユアソング(川崎、6番人気)、内側からラーゴブルー(川崎、2番人気)にそれぞれ交わされて後退。レースはこの川崎所属馬2頭の叩き合いとなった。この叩き合いを制したのはラーゴブルーの方だった。勝ちタイムは1分27秒1(ダート1400メートル、馬場状態は不良)。ファイトユアソングは3/4馬身差の2着で、3着にはニシノラピート(大井、3番人気)が浮上。コーリンベリーは4着だった。
勝ったラーゴブルーはハーツクライ産駒の4歳牝馬。昨年1月にJRAでデビュー。JRAでは6戦して未勝利だった。昨年末から南関東・川崎の所属となり、移籍後にいきなり4連勝を挙げて注目を集める存在に。前走の準重賞競走・ティアラカップで2着に敗れ、連勝記録は4で途切れたが、続く今回は初めての重賞挑戦でいきなりタイトルを獲得した形となった。通算では5勝目。
同馬の半姉は2013年のフローラSとローズSを制し、同年のオークスで3着、ジャパンカップで2着、2015年の宝塚記念で2着という実績を持つデニムアンドルビー。今年の皐月賞で5着に入ったキタノコマンドールは、同馬の半弟にあたる。
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