[競馬ニュース]レインボーラインが天皇賞・春を制してG1初制覇
4コーナーから最後の直線に入ったところで、シュヴァルグラン(1番人気)が先頭に立つ形となった、29日(日・祝)の京都11R天皇賞・春(G1)。シュヴァルグランは後続の追撃を許さず、先頭を維持し続けながら、ゴール板を目指す。だが、ゴール手前で内側から伸びてきたレインボーライン(2番人気)がクビ差でシュヴァルグランを交わし、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは3分16秒2(芝3200メートル、馬場状態は良)。3着にはクリンチャー(4番人気)が入り、4コーナーではシュヴァルグランの直後2番手まで進出したガンコ(3番人気)は最後の直線で失速し、14着に敗れた。
勝ったレインボーラインは、ステイゴールド産駒の5歳牡馬。2016年のアーリントンカップ、前走の阪神大賞典に続く3つ目の重賞タイトルが、初のG1タイトル獲得となった。2016年のNHKマイルカップで3着、菊花賞で2着、昨年の天皇賞・秋で3着にそれぞれ入っている。通算では5勝目。
同馬の半姉アニメイトバイオは2010年のローズSを制している。
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