[日記]ロックディスタウンの話/JRAはG1競走のパドックにおける安全性をどう考えているのか?
本日は「電車内日記」ではありません(笑)。久しぶりに自宅アパートで日記を書いています。請け負っている書き仕事に追われていますので、この日記を書くのが息抜きになっています。ホントは、競馬Webサイト管理人が息抜きで更新作業をしてはいけないのだけど・・・(笑)。
6日(日)のNHKマイルカップですが、色々と書かなければならない話があることが漏れ伝わっております。その中からこの話題について少々。
JRA「業務怠慢」でロックディスタウン大差シンガリ負け!? NHKマイルC(G1)パドックで「バク宙失敗」大転倒もそのまま発走疑惑にファン騒然......(ギャンブルジャーナル)
ギャンブルジャーナルさんが指摘するように、ロックディスタウンをそのまま出走させた点も疑問視されなければいけませんが、もうひとつ指摘しなければならない大きな問題点があることを忘れてはいけません。
このアクシデントの映像をYouTubeで見ました。背筋が凍る想いになりました。G1競走のパドックを生で見たことがある人なら、このアクシデントがどれほど恐ろしい事態なのか、すぐに想像できるのではないでしょうか。
もう何年も前から、G1競走のパドックでは、馬が周回している中に出走馬の馬主関係者が多数入り込むのが当たり前になっています。そんな状況下で馬が暴れてしまったのです。怪我人が出てもおかしくない状況だと思います。ロックディスタウンの関係者の方々には申し訳ないですが、パドック内にいた馬主関係者に怪我がなかった点は不幸中の幸いだった、と言っていいでしょう。
G1のパドックを見ていると、いつもヒヤヒヤさせられるのですよ。中には馬主関係者の家族と思われる小さな子供もいて、ヨチヨチ、フラフラと歩いていたりする光景を何度も目撃しています。あの子供たちが馬に蹴られたら、確実に大怪我になりますよ。その場合、誰が責任を取るのですか?今回のロックディスタウンの件でも、もし巻き込まれて怪我をした人がいたら、その人は治療費などの損害賠償請求を誰にすればいいのでしょうか?JRAがしっかりと責任を取ってくれるのでしょうか?今まで、そんな事故が発生していないのが、私には不思議で仕方がないのですが・・・。
ロックディスタウンが転倒した場面ですが、何が直接の原因だったのか、私のところに情報はありません。しかし、普段のパドックと違って、周囲であれほど多くの人がワチャワチャとしているのですから、そんな様子に馬が驚いてしまった、という可能性も否定できません。その周囲の人々が原因でイレ込んでしまい、実力を出し切ることができなかった、という馬も恐らくいるのではないでしょうか。G1のパドックで恒例となっている、出走馬が周回している中に馬主関係者が多数入り込んでいるという状況について、私は考え直すべきだと思うのですが・・・。
こういう話をすると、海外の例を挙げる人がいますが、そのような方々に先に申し上げます。海外でどんなことが行われてるのか、などという話よりも、日本で日々行われているレースの運営が円滑に行われる方が大切なのではないでしょうか?さらに言えば、グリーンチャンネルなどでパドックを映像を見ていると、馬体や歩様を見る際にこうした馬主関係者が邪魔になってしまうケースも少なくありません。日本の競馬がどういう所からのお金を基に運営されているのか、を考えれば、海外と異なる対応になることなど、問題にすべきではありません。
このロックディスタウンのケースを機に、G1競走のパドックにおける安全性について、JRAは再検討すべきではないか、と私は考えます。
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