[競馬ニュース]初の重賞タイトルはG1・秋華賞!!優勝はヴィルシーナの全妹ヴィブロス

ローズSと同様に、クロコスミア(10番人気)がハナに立ってレースを引っ張る展開となった、17日(日)の京都11R秋華賞(G1)。1000メートル通過は59秒9。4コーナーから最後の直線に入っても粘り込むクロコスミアに、カイザーバル(8番人気)、パールコード(4番人気)が外から迫り、その間からは桜花賞馬ジュエラー(2番人気)も鋭く伸びてくる。

だが主役は外にいた。ヴィブロス(3番人気)だった。ヴィブロスはゴール手前でこの4頭をまとめて交わし、そのまま先頭でゴール板を通過。勝ちタイムは1分58秒6(芝2000メートル、馬場状態は良)。2着以下はパールコード、カイザーバル、ジュエラー、レッドアヴァンセ(5番人気)の順となった。逃げたクロコスミアは6着。紫苑Sの快勝で注目を集めたビッシュ(1番人気)は、見せ場なく10着に敗れた。

勝ったヴィブロスはディープインパクト産駒の3歳牝馬。これまで重賞では、チューリップ賞で12着、フラワーカップで12着、そして前走の紫苑Sで2着。初めて獲得した重賞タイトルがG1タイトルとなった。通算では3勝目。

同馬の全姉ヴィルシーナは2013年と2014年のヴィクトリアマイル優勝馬。ヴィルシーナは2012年の秋華賞では2着に敗れている。ヴィルシーナ同様、ヴィブロスも「大魔神」ことプロ野球解説者の佐々木主浩氏が所有している。同じ佐々木主浩氏の所有で半兄のシュヴァルグランは今年の阪神大賞典を制し、天皇賞・春で3着に入っている。

レース映像はこちら(JRA公式サイトより)

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