[競馬ニュース]大井所属馬にサンタアニタダービーの出走枠、サンタアニタ競馬場内に「TCKステーブル」を開設・・・、特別区競馬組合が大井競馬の新たな国際交流施策を発表
大井競馬を主催する特別区競馬組合は4日(月)、新たな国際交流施策を発表した。
大井競馬場と姉妹競馬場となっている、アメリカ・サンタアニタ競馬場で毎年4月に行われているサンタアニタダービー(G1)に、大井競馬所属馬が最大2頭まで出走可能となった。大井競馬で行われる2・3歳馬の指定されたレース、南関東の2・3歳馬による重賞競走、全国の地方競馬における2・3歳馬の指定交流競走において、1・2着馬に付与されるポイントの合計が200ポイント以上の馬、またはそれに匹敵されると認められる馬にサンタアニタダービーへの出走権が与えられる。
また、サンタアニタ競馬場で毎年3月下旬から4月上旬に行われるTOKYO CITY CUP(G3)にも大井競馬所属馬の出走が可能となった。毎年1月下旬から2月上旬に大井競馬場で行われる金盃(S2)の上位馬から出走意思を確認の上、特別区競馬組合で出走馬の選定が行われるとのこと。
さらにサンタアニタ競馬場内に「TCKステーブル」と呼ばれる厩舎を開設。大井競馬所属馬のオーナーで構成される東京都馬主会の会員はこのTCKステーブルに所有馬を入厩させ、サンタアニタ競馬場を拠点に全米各地の競走に所有馬を出走させることが可能となる。
この他にもサンタアニタ競馬場の調教師との間でアドバイザリー契約を結んだり、大井所属の調教師・騎手を派遣しての研修など、サンタアニタ競馬場との関係をより強いものとすることで、技術の向上、さらには競馬事業のレベルアップを図る、としている。
また、現在、オーストラリアで実施している大井競馬のレース映像配信及び勝馬投票券の発売を、4日(月)からニュージーランドの場外発売所とオンラインサイトでもスタートしているとのこと。
詳細は以下のリンク先を参照のこと。
東京シティ競馬の新たな国際交流事業について(大井競馬公式サイト)