[競馬ニュース]笠松所属馬が8年ぶりのダービー制覇!!ビップレイジングが東海ダービー(名古屋)を制す/サムライドライブは初黒星
デビューから無傷の10戦10勝、単勝オッズ1.0倍という断然の1番人気に支持されていたサムライドライブ(愛知)が3コーナーから後続を突き放し、リードを広げる。5日(火)の名古屋11R東海ダービー(SP1)で、この展開を予測していた人は多かったに違いない。
最後の直線に入ったところで、サムライドライブは既にセーフティーリードを築いたように見えた。だが外から白い帽子と「白・胴青一本輪・袖青縦縞」の勝負服が猛然と追い込んでくる。藤原幹生騎手(笠松)騎乗のビップレイジング(笠松、4番人気)だった。ビップレイジングはゴール手前でサムライドライブを交わし、そのサムライドライブに1馬身1/2差をつけて、先頭でゴール板を通過。その瞬間、名古屋競馬場は静まり返った。勝ちタイムは2分5秒9(ダート1900メートル、馬場状態は良)。敗れたサムライドライブはこれが初黒星となった。3着にはウォーターループ(愛知、3番人気)が入り、ドリームスイーブル(笠松、2番人気)は4着に敗れた。
勝ったビップレイジングはシニスターミニスター産駒の3歳牡馬。4月の新緑賞に続いて、2つ目の重賞タイトル獲得となった。前走のぎふ清流カップでは5着に敗れていた。
東海ダービーを笠松所属馬が制したのは、2010年のエレーヌ以来、8年ぶりとなる。
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