[日記]サンタアニタダービーに出走する馬は、恐らく羽田盃や東京ダービーには参戦しません
自宅アパートにおります。東京ダービーの予想をアップしました。
的場文男騎手(大井)が騎乗するクリスタルシルバー絡みの馬券は買っていません。応援馬券の単複も買いません。オレが買うと「縁起が悪い」という話になりかねないし・・・(笑)。だから頑張ってください、的場文男騎手!!(笑)
的場文男騎手と言えば、4日(月)にこんなツイートをしました。
的場文男騎手が東京ダービーより先にサンタアニタダービーを勝ったとしても、本人も、南関東のファンも、「それでも東京ダービーを勝たなきゃ!!」と思うのだろうなあ・・・(笑)。-東京シティ競馬の新たな国際交流事業について https://t.co/s8sCQQ1ElQ
— 菅野一郎(競馬Webサイト管理人) (@Ichiro_Kanno) 2018年6月4日
サンタアニタダービーじゃなくて、ケンタッキーダービーでも、英国ダービーでも、日本ダービーでも、岩手ダービーダイヤモンドカップでも、全く同じ話が成立しそうですが・・・(笑)。
ということで、前置きが長くなりましたが(えっ?ここまで前置きなの?-笑)、ここからが本日の本題ということで。サンタアニタダービーに関する話題です。
[競馬ニュース]大井所属馬にサンタアニタダービーの出走枠、サンタアニタ競馬場内に「TCKステーブル」を開設・・・、特別区競馬組合が大井競馬の新たな国際交流施策を発表
大井競馬公式サイト内の記事もリンクしておきましょう。
東京シティ競馬の新たな国際交流事業について(大井競馬公式サイト)
この話、馬主さん的にはかなり興味深い内容のようで、Facebookでやりとりをさせて頂いている馬主さんの中には、かなり前のめりになっている方もいます。JRAと大井競馬を競合関係としてみた場合、その競合とは馬券の売り上げだけではなく、レベルの高い馬の奪い合い、そして馬主さんの奪い合いでもあるのだろうなあ・・・。
ただ、南関東の地方競馬を中心に活動しているメディア関係者やブロガーさん、あるいは海外競馬に詳しい方々の間からも、まだ指摘されていない部分に少々疑問があったりします。せっかく大井がやる気になっているんだから、水を差すようなことは言わず、忖度しろよ、という話なのかもしれませんが(笑)。
ウィキペディアで、サンタアニタダービーというレースを調べると、
冒頭にこんな表記があります。
-サンタアニタダービー(Santa Anita Derby)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場にて、毎年4月に開催される競馬の競走である。-
恐らく、大井所属馬が出走できるようになっても、サンタアニタダービーが4月以外の時期に行われることはないでしょう。ということはですよ、サンタアニタダービーに出走する大井所属の3歳馬は、羽田盃に出走することはまずあり得ない、ということになります。東京ダービーもどうなのでしょうか?選定ポイント対象のレースに、ハイセイコー記念や雲取賞、ゴールドジュニアーなどが含まれていますが、例年ならこうしたレースで上位に入る馬は、羽田盃や東京ダービーでの好走が期待されているのですが・・・。
羽田盃や東京ダービーと違い、サンタアニタダービーはG1ですから、「より高い舞台を目指すべきだ」という視点では、「羽田盃や東京ダービーではなく、サンタアニタダービーを目指す」というのは、あるべき姿です。私もその姿勢は賛成です。さらにケンタッキーダービーへの道が開けるかもしれませんし。でも、そんなことを南関東のファンは望んでいるのでしょうか?心が狭い人が多いからなあ・・・。
ところでサンタアニタダービーはG1競走です。JRAならこうしたレースに日本調教馬が出走すれば、勝馬投票券の発売が可能なレースとなるのですが・・・。馬券発売があれば、心が狭い南関東ファンの中にも「納得できる」という人が出てきそうですが、特別区競馬組合の発表を見る限り、サンタアニタダービーの勝馬投票券発売については、全く視野に入っていないようです。恐らく、現行法ではJRAだけが海外G1の勝馬投票券発売ができることになっていますので、大井競馬で同じことをするためには、法改正が必要になるのでしょうけど。
この特別区競馬組合の発表は、もう1点だけ気になったところがあるのですが、それは明日以降に改めて書きたいと思います。
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