［競馬ニュース］西村栄喜騎手（船橋）が南関東で重賞初勝利！！タイムズアローが埼玉新聞栄冠賞（浦和）を制す
１９日（水）の浦和１１Ｒ埼玉新聞栄冠賞（Ｓ３）は、道中４～５番手で流れに乗っていたタイムズアロー（船橋、２番人気）が、３コーナー手前でスパートし、４コーナーから最後の直線に入ったところで先頭に。タイムズアローはそのまま後続に１馬身１／２差をつけて、先頭でゴール板を通過した。勝ちタイムは２分２秒０（ダート１９００メートル、馬場状態は稍重）。２着にはクラージュドール（船橋、３番人気）、３着にはアウトジェネラル（大井、４番人気）がそれぞれ入り、前半はハナを切ってレースを引っ張ったベルゼブブ（浦和、１番人気）は３コーナー手前で後続に交わされると、そのままズルズルと後退し、最下位１１着に敗れた。
勝ったタイムズアローはタイムパラドックス産駒の８歳牡馬。今年２月の報知グランプリカップに続き、2つ目の重賞タイトルを獲得した。近２走はＪＲＡ勢が相手のダートグレードレースに挑戦し、７月のマーキュリーカップで２着、先月の日本テレビ盃で５着と健闘していた。
鞍上の西村栄喜騎手（船橋）は、デビューの地である荒尾競馬場が２０１１年に廃止となり、南関東・船橋に移籍してからは初の重賞勝利となる。荒尾所属時にはコウザンシンオーで２００１年の九州アラブダービー、２００２年の九州アラブ栄冠、有明大賞典をそれぞれ制するなど、数多くの重賞タイトルを獲得。２００９年には期間限定騎乗中の韓国でＫＲＡマイルカップをサンスンイロで制した実績もある。