[日記]誤審問題と薬物事件、どちらも「喉元過ぎれば・・・」
この話について書きたくて、戻ってきた訳ではないのですが・・・。
[競馬ニュース]道営・ホッカイドウ競馬 公式サイトのトップページに誤審問題で謝罪文を掲載/決勝審判員の増員を明らかに
[競馬ニュース]今年3度目・・・、岩手競馬で競走馬から禁止薬物見つかる/10日(土)~12日(月)の水沢競馬は取り止めに
岩手は前回の薬物事件で、開催日が1日潰れているというのに、また同じ事件が起きるとは・・・。
道営・ホッカイドウ競馬で発生した誤審問題。岩手競馬で相次ぐ薬物問題。この2つの背景にある問題は同じだと考えています。「喉元過ぎれば・・・」といったところでしょうか。
福山競馬が廃止になったのは2013年。それから5年以上の年月が経過しました。楽観視できる状況ではないとはいえ、現在は地方競馬の経営状態は危機的状況を脱している、と言っていいでしょう。福山までは、ドミノ倒しのようにいくつかの地方競馬が廃止が続き、残った競馬場の関係者は「明日は我が身か」といった具合に戦々恐々とする事態が続いていましたが、今は状況が異なります。
今、道営・ホッカイドウ競馬が門別競馬場での単独開催となった背景にも、存廃問題がありました。岩手競馬も県議会で崖っぷちの状況下まで追い込まれた末に、何とか存続となった過去があります。こうした経営危機を脱すると、危機感とか、緊張感とか、そんなモノは消え去ってしまうということなのでしょうか。少し前に、ばんえい競馬で発生した不祥事も、改めて考えれば、同様の状況でしたね。
こうした事件を見ると、「ドミノ倒し」の頃に、私を含め、多くの存続を願う人が発したメッセージは、間違っていたと言わざるを得ないのでしょうね。いや、間違っていなかったとしても、主催者や厩舎関係者などは、異なる受け止め方をしてしまった、ということなのかもしれません。
アレは意味のない行動だったのかな?反省しています。当時、意見を発したり、署名活動に参加していたのは、そんな地方競馬を求めての行動ではなかったのですが・・・。
虚しいというか、何というか・・・。