[日記]モメそうな予感・・・
「何となく」ではありますが、モメそうな予感がするのですが・・・・
[競馬ニュース]道営・ホッカイドウ競馬の誤審問題 着順訂正により的中となる勝馬投票券の払戻方法が発表に
道営・ホッカイドウ競馬の発表もリンクしておきましょう。
ホッカイドウ競馬「第45回北海道2歳優駿」に関わる勝馬投票券をご購入いただいたお客様へのお知らせ(11月14日)(ホッカイドウ競馬公式サイト)
「3連単2⇒7⇒9は買っていたけど、もう捨てちゃったよ」という人が払戻金18,850円を手にする為には、所定の様式に「購入場所」「購入時間」「購入馬券種類」「購入金額」「同一馬券における他の買い目の状況」を記入して申請することになります。「購入時間」などは、個人の記憶に基づいての申請ですよね。果たして、実際の発売記録とのズレがどの程度まで許容されるのでしょうか?30分?1時間?2時間?それ以上だと・・・?
買い目にしても、競馬専門紙にメモしている場合は正確に書くことができますが、その専門紙もレース後はすぐに捨ててしまうという人はどうすればいいのか?中には買い間違いをしている人もいるかもしれませんし。そしてもちろん、実際にはそんな馬券は購入していないのに「オレ、2⇒7⇒9は買っていたよ」と申請してくる輩もいるかもしれません。
最も懸念すべきなのは、本当にその馬券を買っていたのに、何らかの理由で申請が却下され、払戻金を手にすることができなかったケースです。恐らくこのやり方だと、そんな人が出てくる可能性はあると思われます。そんな人が弁護士を立てて、発売記録や場内映像の開示を求めた場合、道営・ホッカイドウ競馬は果たして応じるのでしょうか?拒否した結果、訴訟になったとしたら・・・?
9日(金)付の日記でこんなことを書きました。
-賛否両論あるかとは思いますけど、「着順を誤って発表し、その誤った着順に基づいて、払戻金を発表してしまいました。着順は変更しますが、混乱を避けるため、払戻金は変更しません。申し訳ありません。」という結論にするしかないのでは?納得できない人もいるでしょうが、確定後の今となっては、「その着順なら的中だけど、もう馬券は捨てちゃったよ」という人に対しての現実的な対応方法が、私には思いつきません。-
「誤審さえなければ、払い戻しを受けることができた筈なのに・・・」という人にとっては、「着順は変更、但し払戻金は変更せず」というやり方は納得できないでしょう。しかし、禁止薬物が見つかって、馬券圏内(1~3着)の着順が変更になる場合でも、払戻金は変更になりません。また、JRAなどで、裁決について馬主、調教師、騎手から後日に不服申し立てがあった場合も、リリースでは必ず、「着順が変更になった場合でも、払戻金は変更しない」というアナウンスが流れます。今回も同じ対応にした方が、余計なトラブルを発生させるリスクを軽減できると思うのですが・・・。
最後にもう一度書きます。そもそも競馬において、このような「誤審」はあってはならないのです。その「あってはならないこと」が起きてしまったが故に、こんな面倒な話になっているのです。この話は、その前提を踏まえた上で、考えて頂きたいと思います。
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