[競馬ニュース]2019年度の中央競馬における変更点
来年の中央競馬は1月5日(土)の中山競馬・京都競馬で開幕する。日本ダービーは5月26日(日)、有馬記念は12月22日(日)、最終開催日に行われるホープフルSは12月28日(土)の実施となる。3日間開催は1月12日(土)~14日(月・祝)、4月27日(土)~29日(月・祝)、9月14日(土)~16日(月・祝)、10月12日(土)~14日(月・祝)の計4回予定されている。
2018年度は京都競馬場でJBC3競走が開催されたために実施されなかった、みやこS(G3)が2019年度以降は実施されることになった。また、東海Sは1回中京競馬の第2日にあたる1月20日(日)に、愛知杯が1回中京競馬第3日にあたる1月26日(土)に行われる。東海SとフェブラリーSのレース間隔を考慮した点がその理由となっている。また、3日間開催の日程にあわせて、重賞競走の日程が一部変更となっている。
この他、主な変更点は次の通り。
1.一部のオープン競走(メディアなどでは「オープン特別」と呼ばれることもある)が、「リステッド競走」として格付けされ、レース名の後ろに「キャピタルS(L)」のように、(L)の表記を付すことになった。
2.2019年の夏季競馬から、いわゆる「降級制度」が廃止となる。この降級制度廃止に伴い、現行の「1600万下」は「3勝クラス」、「1000万下」は「2勝クラス」、「500万下」は「1勝クラス」に呼称が変更となる。
3.リステッド格付けの導入と降級制度廃止に伴い、それぞれの出走条件・格付けにおける収得賞金の算入額が変更となる。
4.一般競走において、女性騎手の減量規定が変更となる。免許取得後5年未満で通算勝利数50勝以下の女性騎手は4キロ減(★)、51勝から100勝までの女性騎手は3キロ減(▲)、免許取得後5年以上または101勝以上挙げている女性騎手は2キロ減(◇)となる。この減量記号は秋競馬より導入予定。男性騎手はこれまで通り、免許取得後5年未満で30勝以下は3キロ減(▲)、31勝から50勝までが2キロ減(△)、51勝から100勝までが1キロ減(☆)となっている。また、若手騎手競走における通算勝利数による騎乗制限を撤廃し、若手騎手競走は免許取得後7年未満であれば騎乗可能となる。
5.2019年度の秋競馬より3歳未勝利戦は編成しない。いわゆる「スーパー未勝利戦」は廃止となる。また、3歳以上の未出走馬や未勝利馬が重賞競走を除く平地競走において3戦連続して9着以下だった場合、2ヶ月以上出走ができなくなる。またタイムオーバーの基準も変更となる。
詳細は以下のリンク先を参照のこと。
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