[日記]一部の「競馬評論家」さん、「競馬ライター」さん、「歯止め問題」をどうお考えですか?
本日の日記は、電車内からでも、例の外出先からでもありません。近所のファーストフード店におります。店はいつも場所ではなく、引越し後、初めて入る駅前の某チェーン店です。たまには気分を変えないと・・・(笑)。
本当は川崎競馬場に行きたいところなのですが、所持金が微妙なのと(笑)、お金の為に請け負った書き仕事に時間を費やさなければならないので、我慢をしております。今はお金を貯めることが何よりも優先ですからね。ローレル賞の馬券は買うかもしれませんが(笑)。
話は変わりますが、JRA公式サイトにこんな注意喚起情報がアップされています。該当する方はご注意ください。
【A-PAT会員の方へ】 年末年始は競馬専用口座へ入出金できませんのでご注意ください!(JRA公式サイト)
【担保ARS会員の方へ】 年末年始は競馬専用口座へ入金できませんのでご注意ください!(JRA公式サイト)
私はインターネット銀行を利用する即PAT会員ですので、こういう注意喚起情報を見ると「即PATに加入すればいいのに・・・」とつい思ってしまいます。しかし、即PATを利用しない人の中には、その理由としてこんな話をする人もいるようです。
-即PATは競馬開催がある土日でも、どんどんお金を競馬に注ぎ込むことが出来てしまうので怖いですよ。A-PATのように「口座にお金が無くなったら試合終了」の方が歯止めがあっていいのです。-
なるほど、歯止めか・・・。
似たような話ですが、過去にこんなメールを頂いたことがあります。
-菅野さん、「お金が無い」というのなら、地方競馬に関する情報提供や予想、馬券購入は止めた方がいいのでは?中央も、地方も同じように買うから、お金がなくなるのですよ。自分も、地方競馬に興味はありますが、歯止めが無くなってしまうから、地方競馬の馬券は一切購入しません。JRAで海外競馬の馬券が買えるようになりましたが、自分は海外の馬券も買っていません。-
ここでも「歯止め」という話が出てきますね。
私はかなり以前から、地方競馬の売上げアップに関する話を書いてきました。海外競馬の馬券が購入できるようになってから、その売上や方法について、「競馬評論家」とか「競馬ライター」とかいう肩書を持つ人の中には、自身が担当するメディアやブログ、SNSなどで、様々な発言をしている人もいます。多くはその情報提供に関する話であったり、マーケティングに関する話であったり、システムの使い勝手に関する話であったりします。しかし「歯止め」という話に関して語られるケースはあまりないような気がします。
「中央競馬」「地方競馬」「海外競馬」という区分けは、私自身、あまり書いてこなかったような気がします。むしろ「同じ競馬じゃないですか!!」という、逆の主張をしてきました。しかし、一人の競馬ファンが長く競馬を続ける上で、「馬券の買いすぎ防止」「のめり込み防止」の為に「中央」「地方」「海外」の区分けを利用して、「買うor買わない」を決めるのは確かに合理的な方法ではあります。
馬券を売りたい立場の人、その売りたい立場の人から広告・宣伝等の仕事を請け負っている人は、その「歯止め」を何とか乗り越える術を考えようと試行錯誤をするのですが、その試行錯誤は下手をすると「ギャンブル依存症を助長する」という指摘に繋がる恐れのあるご時勢です。私なんか「競馬ファンに余計な馬券を買わせる術を考えることが大切です」などと、地方競馬に関する話で書いたことがありますが、「ギャンブル依存症対策」という観点からは、とんでもない話ですよね(笑)。
前述した「競馬評論家」さんや「競馬ライター」さんなどは、こうしたそれぞれの競馬ファンが設けている「歯止め」の話をどう考えているのでしょうか?あまりこうした視点での主張を見聞きしたことがないのですが・・・。その「競馬評論家」さんや「競馬ライター」さんも、自分が長く競馬を続ける為には、何らかの「歯止め」を設けている筈なのですが・・・。それとも「歯止め」を考える必要がないほど、仕事がたくさんあるとか?羨ましいなあ・・・(笑)。
今後、様々なメディアやSNSなどで地方競馬や海外競馬の売上について、「競馬評論家」「競馬ライター」などという肩書の人が何かを語る際、この「歯止め」の話を無視してマーケティングや情報提供の話をしている時は、あまり真剣に読まない方がいいと思います。
えっ?誰の話をしているのかって?それはご想像にお任せします(笑)。
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