[日記]南関東の顔
26日(水)のマイルグランプリ(大井)を制したセイスコーピオンは強かったですね。
ご存知の通り、セイスコーピオンはJRAの準オープンクラスから南関東・川崎に移籍してきた馬です。「JRAから移籍してきた馬でも簡単に勝たせてもらえないのが南関東の競馬」という認識を個人的に勝手に抱いていたのですが、最近はそうでもないようで・・・。東京ダービー馬バルダッサーレなどもそうですけどね。この日は時期的なものもあるとは思いますが、下級条件戦でもJRAの未勝利クラスから移籍してきた馬が人気になっているケースが多い1日でした。まあ、私が南関東の競馬に対して勝手に抱いていたイメージですので、どうでもいい話なのかもしれませんが。
セイスコーピオンの手綱を取っていたのは森泰斗騎手(船橋)でした。
南関東だけではなく、全国の地方競馬においてトップを走り続ける森泰斗騎手。内田博幸騎手や戸崎圭太騎手がJRAに移籍し、本来ならこの2人の代わりに南関東を引っ張っている筈の人が騎手免許を更新できず・・・。そんな中で北関東でデビューした彼がトップに立っていることに対して、色々なご意見をインターネット上で見かけます。でもこうして重賞競走で結果を残していますからね。私はもう「南関東の顔」ということでいいのではないかと思いますが。この日の勝利ジョッキーインタビューの中でも、自分から次週の川崎・JBCの話に触れるなど、「南関東の顔」としての自覚も強くなっているような印象を受けました。宇都宮競馬が廃止になって、南関東・船橋に移籍してきたのは2005年。もう10年以上、南関東に所属しているのです。見方を変えるべきじゃないのかな、と個人的には思います。